テーマ:今日見た舞台(960)
カテゴリ:観劇レポート
本日、16回目のライオンキング観劇in名古屋ソワレ(夜の部)。
ちなみに、以前は軽い冗談口調で言われていたことだが 最近では真顔で「バカじゃないの…」と、職場の友達に言われる。 本題。さあ、長いですよ~(笑) 平田ラフィキは、だんだん名古屋のラフィキとして安定してきた感じ。 平田さんの中にもラフィキが浸透してきたんだろうなぁ。 相変わらず、クリック(舌打ちみたいな、ズールー語独特の音)がうまい! ラフィキとして登場の頃は歌に波があったけど、 今はかなり安心して聴ける。 康ラフィキと並んで、好きなラフィキになった。 伊藤ザズーは今日は若干声が本調子じゃなかった感じ。 私の中のNo1ザズーなので、千秋楽まで名古屋でがんばって欲しい。 田村ムファサ。シンバの熱血なお父さん。 ある意味田村さんが一番熱血だと思う。 王でなくただの父としてシンバと遊ぶシーンでは、 シンバへの偉大な愛と、 やがて来る世代交代・永遠に一緒にはいられない(いつかは死別のときが来る)という 切なさが痛いほど伝わってくる。 ティモンとプンバァは、コレも私が一番好きな組み合わせ。 名古屋ライオンキングで随一の芸達者(と私が思っている)、羽根渕さんのティモンを うま~く引き立てるのが、北村プンバァ。息もぴったりで、ホントに言うことなし。 さて…。今回実は、初見の主要キャストが2名いた。 一人目はシンバの幼なじみでありシンバと愛し合う中になっていく、ナラ:熊本さん。 しばらくの間お目にかかれなかった、「これは!」と思えるナラだった。 まず、歌がうまい。音をはずさず、声もスッコーン!と出てる。 当たり前じゃんと思えるかもしれないけれど、 音をはずしたり、フェイクかけすぎたり、 発声ができていなかったりする人もいる中 熊本さんは基本がしっかりしてる。 身体の動きはもう少しダイナミックさが欲しいけど、 私の中では濱田さん→樋口さん→熊本さんと3番目に好きなナラになった!! もう一人は、渋谷スカー。これがキモだった(T T) あくまでも私の好みの問題でもあるけれど、このスカーは、全く存在感なし。 セリフにメリハリがなくて、単調。 歌も、メロディアスな部分がなくて、お経みたいなのにビブラート効いてる。 役者さんにより、狂気なスカーとか、頭の切れる悪人スカーとか、 いろんなキャラが出てくるけれど、 このスカーは、…からっぽ。動きにもキレがないから、なぁんかライオンに見えん。 スカーって、実は1幕2幕出ずっぱりで一番出演シーン多い。 この役の印象で、ストーリー全体の雰囲気が変わるし 他の役のキャラの印象も左右する。 ある意味、影の主役であり「座長」とも言えると思う重要な役。 くどさやエグい部分まで見せないと、この役の存在意義が薄れると思うんだけど…。 シンバ役の宇都宮さんは、歌も演技もすごく素敵だった。 高音の伸びがキレイで、マイムにもきめ細かい気配りがされてて。 誰も注目しないようなことでも、丁寧に演じていることがよくわかる。 ただ、やっぱり、身体の重さは否めないかな(^^; ジャンプや側転や足上げに、 「ピョンッ!」「クルッ!」「スチャッ!」っていう 軽やかさが少ないと言うか・・・。 身体の動きのキレさえあれば、私にとってはほぼ満点に近いのにぃ。 千秋楽までに、あと何回行けるかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2005 02:31:51 AM
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