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カテゴリ:TVあれこれ
土曜の朝のフジテレビに出演する評論家(なのか?)・I氏の発言は要チェックである。千代田区の禁煙条例の時は「喫煙者も税金を払っているんだから喫煙所を作れ」という、とても道路公団改革に関わっている人間とは思えないコスト意識ゼロの発言をしていたが(そう言うなら、せめて1箱1000円くらいにしなよ)、郵政民営化でもやってくれた(笑)。曰く、
「昨日、35度の炎天下なのに、S急便のドライバーは台車を持って走り回っていた。民間のサービスとは、そういうものです」(大意) もしも、郵政の民営化が同様のものなら、ボクはごめんこうむる。宅配便など、事務所の人間に受け取りさせているであろうI氏には、わかるまい。少なくともボクは、自分が発送する側の場合には、S急便は利用しない。理由は、I氏が言うように、いつでも「台車を持って走り回っている」から。走り回っている時、荷物が落ちたり、崩れたりというのを、ボクは何度も目撃している。壊れ物など、論外である。 扱いが乱暴でも、到着が早いのならガマンしよう。しかし、時間指定がないと夜になるのは当たり前、時間指定があっても良くて時間ギリギリ。予定より遅く着くことはあっても、早く着くことはない。ボクの経験では、一番信用できない宅配屋さんなのだ(これは個人の問題ではなく、会社の体質だと思う)。少なくとも、最近の郵政公社は、ゆうパックに限らず、郵便もかなり早い(新体制スタート時は、ダメダメだったが)。最近は、ゆうパックなど、予想外に早く着いてビックリすることがある。現時点でのサービスは、S急便より上ではないか、とボクは思っている(その意味では、Y運輸が「民業圧迫」というのもわかる)。 そもそも、郵政民営化で、どうしても理解できないのは、過疎地の郵便局維持の問題である。どう考えても、民営化とは相容れない問題だと思うのだ。赤字郵便局を抱えて郵政会社そのものが破綻したら、銀行のように、また税金をつぎ込むのだろうか? しかし、そうなったら、次は郵便局の閉鎖に手をつけなければならなくなるだろう。だったら、結局、民営化=過疎地の切り捨てではないか。確かに民営化後の切り捨てであれば、責任は郵政会社の経営陣に押し付けられる。それって、ズルくないか? 最初から赤字になる店舗の維持を押し付けられて民営化させられるなんて…。どんな企業でも、赤字部門を処理しなければ、再建できないだろう。 それにしても、I氏って、どうしてあんなに居丈高にしゃべれるんだろう。ポチと運命を共にする気なのかな?(だったら、うれしいかも?笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.06 22:03:17
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