エボ平日記　　　　　　　　　　　　　　　　

ただいま！

ようやくフランス出張から日本に戻ってきました。

この格好、フーテンの寅さんみたい

出張中、みなさんの書き込みありがとうございました。

さて、パリ最終日の夜１１時にラリーさんとオペラ座の前でお別れして、タクシーに乗ろうと思ったのですが、結構人も多かったのでホテルまで歩いて帰ることに

この選択がエボ平オヤジにとって歴史的なハプニングに出くわすことになるとはこの時点では夢にも思っていなかった。

４０分ほど歩いてシャンゼリゼ通りに近づくと、クラクションの音が鳴り響き、人の歓声が聞こえ、そしてフランス国旗を振り回す車が横を通りすぎた。

何じゃこりゃ

ただならぬ盛り上がりに、エボ平オヤジは野次馬になりシャンゼリゼ通りに突入！

１２時前だというのに、この渋滞

そうです。この日の夜にワールドカップ予選でフランスが試合に勝ち、見事決勝リーグ進出を決めたのです。

下馬評では、ジダンも欠場で決勝は厳しいと言われていただけにみんな思いっきり盛り上がってます。

カメラを向けるとみんなポーズを決めてくれます。

通りを走る車は、クラクションを鳴らしながら、日本ではもはや見なくなったハコ乗りで国旗を振り回しています。

なんと素晴らしい場面に遭遇することができたんだろう！

感激です

エボ平オヤジも昨年は阪神優勝の瞬間を道頓堀で迎え、馬鹿騒ぎをしましたが、それ以上の盛り上がりです。

なんて言うのだろう。みんなが凄いフレンドーで一体感があります。

阪神優勝の時はいつ暴動が起きても不思議ではない危険な空気が漂っていましたが、ここにはそんな雰囲気はなく、ただみんなで盛り上がっています。

この集団は、中央分離帯で通り過ぎる車に歓声を上げまくっています。

３０分ぐらい馬鹿騒ぎを楽しみ、凱旋門の横を通ってホテルに向かっているときにひときわ歓声を上げたトラックが来た

これも、写真に納めなければ・・・。

と思ったら、エボ平オヤジの真横でそのトラックが止まった！

すると、トラックに乗っていた集団が一斉に降りてきた

その人波に飲み込まれるエボ平オヤジ！

後ろから歓声を上げたにーちゃんに抱きつかれる。

ここは、流れに逆らわずエボ平オヤジも歓声を上げ、両手を上げてその人波に乗ってしまおう

気持ちいい～！

そして、その集団は次の瞬間、そのトラックの横を走っていたフランスねーちゃんが乗っている車を取り囲み、そこに乗り込もうとするではないか

でも、ねーちゃんも笑顔でそれを迎えている・・・。

どーなってんねんこの国は

ちなみに、この集団が乗っていたトラックは、ただその場を通りかかったトラックのようだ。

みんなが降りた後には建築資材の足場が乗っていた。

ほんとうに何でもありである。

フランスがどんな国かよーくわかったような気がする。

日本人の尺度ではわからない何かを・・・。

でも、サッカーが盛んなヨーロッパの、しかもパリでこんな場面に遭遇できたことはほんといい経験になった。



今回の出張では、景色・食事・車・バイク・パリジェンヌなどなんと写真を４００枚も撮ってしまったので、引き続きレポートしますね。

また遊びに来てください。

ＰＳ．ラリーさん！
　　　あのあと、こんなことになっていたのですよ！