或る日記

2006/01/25(水)15:06

ホリエモンと「プリティウーマン」

いろんなこと(57)

ホリエモン、捕まっちゃいましたね。 「時代の寵児」から一転「容疑者」ですか……。 私は株のことはさっぱりわからないので、 何の意見も書くことができないけれど、 どこからが犯罪で、どこからが手腕なのかわかる人って、 日本の中でも、あんまりたくさんいないんじゃないかな?って 思う私は無知でしょうか。 そもそも株というもの自体、目に見えるのは株券だけなんですよね。 (見たことないけど) それの値段が上がったり下がったりすること自体、よくわからん。 (小学校から社会が苦手) この間まで人気絶頂だったアイドルの人気が 上がったり下がったりすることと同じかなぁ。 人気をいいことに、調子こいて態度が悪くなると、評判が悪くなったり、 あんまり人気が出すぎて、ライバル会社がスキャンダルを流して 人気を凋落させたりとか。(ドラマの見すぎ) まあ、それは冗談として、 結構、時代を面白くしている人だし、根回しをしないで不器用に突き進むあたり、嫌いではなかったけど、 あんまり周りをほっといて、自分の頭だけで突き進むのは、 やっぱりダメってことでしょうね。 野心のあまり、金銭感覚や、善悪の感覚が麻痺してしまったのでしょうか。 ----------------------------------------- そこで思い出すのが、昔観た映画、「プリティー・ウーマン」。 これって、まさしくこの世界ですよね。 1990年の作品だって!15年以上も前なんですね! 冷酷に企業買収を繰り返し、成り上がってきた実業家エドワード。 ダンディな(死語?)リチャード・ギアが素敵だった。 ひょんなことから娼婦のビビアン(ジュリア・ロバーツ)と出会い、薄汚い女から洗練されたトップレディになっていく様は、見ていて本当に痛快でしたね。 特にブティックのシーン。 最初、娼婦の身なりを馬鹿にして追い出してしまった一流ブティックに、抱えきれないほどの買い物を持って、 モデル並みの着こなしで憎まれ口をいいに行く場面は、 こっちまでスカッとしました。 絵に描いたようなシンデレラストーリー。 結局、孤独だった彼は、この娼婦に心を救われ、老舗の会社の買収をあきらめるんだっけ。 娼婦はプライドを取り戻して、何かを勉強し始め、そして最終的には彼が迎えに来てハッピーエンドとなるわけですよね。 でも、この後、実業家が法に触れて一文無しになったら、この娼婦はどうするだろう……と、イジワルなことを考えてしまう私。(^_^;) 絶対、振り向かないだろうなぁ。 それでも手に手を取り合って、人生やり直したら、本当の意味での感動ストーリーですけどね~。 そうはいかないでしょうね~~? 第一、こっちも映画見ていて落ち込むだろうし。(^_^;) とにかく、ホリエモンにはビビアンは現れなかったか。 ホントに、人生、死ぬまでわからない。 あぁよかった、平凡で。(爆)

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