敬愛なるベートーヴェン
2007年11月8日 23:50~1:30昨夜観た。意外なことに、第九の演奏シーンは物語中盤で唐突に登場。それにしても、第九の演奏シーンのすばらしさ!耳の聴こえないベートーヴェン。影からベートーヴェンに向けて指揮をする女性写譜師アンナ。ふたりの息のあった指揮。映画で12分のシーンというのは長い。実に長い。あそこだけ、まるでN響コンサート見ている感じだった(笑主な登場人物は5名。残念なのは、ベートーヴェンとアンナにのみスポットが当てられ、他の登場人物がほぼ空気。アンナの彼なんて、最後はどうなったのやら?まぁ、どんなことがあってもベートーヴェンを敬うアンナ。ふたりの微妙な関係も『敬愛なる』という邦題にピッタリだったので良し。余談だが、劇中に『サリエリ』の名前が2度出てきた。脳内に現れたのは映画アマデウスのサリエリさん。こんなの観るから今度はアマデウス観直したくなってきた。ただね、時間が3時間なのよ…。サリエリ:『モーツァルト!私を赦しておくれ』