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カテゴリ:日常生活
その昔のギリシア アポロンに、その弓矢の貧弱さを笑われたキューピッドは ひどく残酷な復讐を企てました。 アポロンの胸には金の矢を、川の王の娘ダフネには鉛の矢を射たのです。 アポロンは、ダフネに恋焦がれ、どこまでも彼女を追い求め 一方のダフネは、鉛の矢の作用で、どこまでもアポロンから逃れようとします。 そして、ついにアポロンがダフネを捕らえようとした時 ダフネは父王に乞うて、その姿を月桂樹に変え、 永遠にアポロンの手の届かぬものとなりました。 (オヴィディウス「変身譚」より) それゆえ、月桂樹は、叶わぬ恋の象徴 昔々のお話です。 現代の月桂樹が姿をかえたのは、これ↓ 向かって左のサシェ、Burnetさんが、家の月桂樹を使って染めた布に 月桂樹の葉のポプリが入っています。 この月桂樹は、木が混んでしまったため切り倒されてしまい 今はもう、姿をとどめていませんが、 その形見ともいうべきサシェとして、Burnetさんが姿をこの世に残してくれました。 ☆ 向かって右は、匂い袋 中に入っているのは桜香 ほんのりとした桜色は、なんと冬まだ厳しい釧路にお送りした 我が家の枝垂桜の枝を使った染め布で作られたもの 春のこの光景が、戻ってきたかのようです。 Burnetさん、ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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