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カテゴリ:雑感
現役で年収○×▲万円のころと、いまの年金暮らしではおのずとニュースの注目部分が違うのに気づく。 現役のころはおもに有名人、政治家の汚職やゴシップ記事で、要するに第三者的立場の傍観者だったが、いまは紛争による物価高やコロナ禍による生産の滞りによる輸入のストップなどが主体で、紛争の早期解決を望んだり、あるいは戦局の推移に一喜一憂したりと、極めて積極的なニュースの視聴態度、これは家計を直撃するエンゲル係数の変動、アメリカの金利上下に伴う我が国の光熱費やその他の経費が固定経費と言えないほどに変動してきたからである。また我が国は有数の海外依存度の高い国、戦争になったらアップアップするのは前の大戦で証明済み、「日本を殺すに核はいらん。マラッカ海峡を封鎖すればよい」なんて格言が中国やロシアに広まっているのかもしれない。しかも年金は固定(実際変動はするが固定と言っていいだろう)だから経費の占める率は現役時代の収入と比べたら大きな違いはある。しかし現役時代は年収を確保するためにストレスは存在したが、今は全くない。わたしはこれを公務員再就職と呼んでいる。このあたりが違うところで、年収は下がったが、ストレスがなくなった(年収を確保するための)のは大きい。あとは健康に気を付けるだけでよいのだが、そうは問屋が卸さないのは世の常である。先に書いた若者との認識のずれ、あふれる情報の取り捨て選択、うらやましいと思う反面、気の毒だなあと思ってしまうこともある。余裕で人生を過ごすなんてのは、それこそ80過ぎまで働いて年金の見込みが立ってからと言うのもつらいよなあ。そのころには医学が発達していて80代なんて今の70代ぐらいなのだろう。かつてわたしが40代のころは、60代の人と言うとすごい年寄りで(ごめんなさい)この年まで働きたくないなあなんて思っていたのだが、たしかに労働可能年齢は上がっているのだろう。 それとともに世の中への関心度は薄れ、政治や国際関係の日本の立ち位置などは現役世代には考える余裕などない。この世代が占める割合は増え、我々のような年金世代がそれを代行?して投票をするようになるのだろうか。しかしそれでは現役世代の考えが政治に反映しないことになる。年寄りだけの考えで世の中が動いていることになってしまうのは前から危惧されていることである。18歳以上の若者よ、投票に行け!と言うことで拙文をやめときます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.07 08:45:15
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