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2022.10.30
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カテゴリ:批評

ソビエト時代はいわゆる「ソ連」と呼ばれていて、韓国の旅客機を撃墜したり、世界のあちこちで核をちらつかせて脅したりと、とにかく昔から悪いイメージしかなかった。しかしロシア人は別で、旧ロシア時代の文化は世界でもリードしていたように思う。文学や音楽のジャンルで独特の曲がりくねった厳寒地方の閉鎖的な考えと言うか醒めた思考と言うか、独特の地位を占めている。ロシア人が今の世界の文化に貢献したのは民族として最大ではないかと思っている。今の映画音楽の基礎は共産党支配になってから自由諸国に亡命したロシア人作曲家の影響大だし、これまた国外追放になったソルジェニーツィンとかピアニストのブーニンとかが著名である。もっとも自由諸国の戦略で、ソビエトを忌み嫌うこれらの文化人をこぞってほめそやしてノーベル賞だの国際的ピアノコンクールでの優勝などを演出した可能性はある。いまでもノーベル賞は中国で収監されていた作家や思想家に賞を送ったりしているから恣意的なところはあるのだろう。

純粋な(ソビエト)人として世界的に有名なのはショスタコビッチぐらいではないかと思う。彼の交響曲は確かに有名だが、それは純粋な芸術作品としてではなく、ソビエトと言う特殊な国で生きるために彼が悩んだ末の作品としての研究対象としてではないかと思う。彼のファンには恐縮だが、彼の作風はとにかく勇ましく、それいけドンドン式行進曲風が多い。評論家が言うところの「共産党ににらまれないための工夫」が隠されているというのもなにか重すぎる。わたしなどは「自由諸国をやっつけるテーマソング」としてソビエト当局に歓迎されたのではないかと思っている。人間の悩み、葛藤、喜びなどを体験できるのが芸術鑑賞の楽しみだと思うが、彼の交響曲はナチス時代ににさかんに発表された政権礼賛美術や音楽などと同列にあると思う。閑話休題

ロシアのウクライナ侵攻は、近代まれに見る蛮行であり、プーチンと言う愚劣な一人の人間が起こした犯罪だが、彼を生んだロシアという国はまちがいなくわたしの中ではイメージダウンでしかない。ヒットラーと同列に評価される人間であることは間違いない。まともな人間ではない指導者に率いられる国民ほど哀れなものはない。






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最終更新日  2022.10.30 04:54:31
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