カテゴリ:遊びに行ったよ
<登場人物>
オヤカタさま…旦那(39歳)ニョボ…私(34歳)ワカ…長男(4歳)ヒメ…長女(2歳) ヤフオクで安く手に入れた川端龍子展の招待券を手に、行って参りました。全然知らない画家だったのですが、ファンになりました。比較的大きな絵が多く、見応え十分!オヤカタさま、大当たりです!ここでいくらその見応えを書いても陳腐になるので、やめておきますが。ワカも大きな絵に圧倒されていたらしく、迫力のある絵の前で口をあけて見上げておりました。やはり、図録を購入。ハガキも購入。大田区に記念館があるとか…(不確か)。 常設展も見られるというので、江戸東京博物館へ。前に行ったのは1年半ほど前なので、ワカもヒメも憶えてはいないでしょう(ヒメは今回のも記憶には残りませんね)。江戸の街を再現した模型をえらく気に入ったワカ。子供の目ではちょうど目の前に江戸の街が広がって見えるようで、模型の周りをグルグル回って双眼鏡で見てました。 「さぁ、そろそろ帰ろう」というときに中村座前に人だかり、マイクを持ったおじちゃんが何やら話をしています。何か催しがあるようなので、我が家もソファに座りました。そのおじちゃん、司会の方だったのですが「呼び声」っていうのをやってくれました。「きんぎょ~きんぎょ~」とか「さぁおやぁ~~、さおだけぇ~」ってやつです。それも、昔の!一番楽しかったのは「おでん」売り。おでんと言っても今のおでんではなく「田楽」だそうです。関東と関西のおでん売りをそれぞれやって頂きました。おでん売りの呼び声は日本でこの方しかできないのだそうで、得した気になりましたよ。 さて、本題。新内の始まりです。向こうの方から「ツ…テン…シャン…」と三味線の音が聞こえてきて、男性の方が2人入ってきます。新内流しというそうです。 <新内流し> 新内節演奏家の営業法の一つ。普通2人1組となって、普通三味線の手と、それより高い調子の三味線2丁の三味線で合奏し三味線を弾きながら、街頭を歩く。上調子の人は小さいバチで演奏。この2人で、流しの音色は奏でられる。よばれた時のみ座敷に上がって、または屋外に立って芸を聞かせる。また、流しをすることは、修行の一つでもあった。 その後座にあがって、新内が始まります。施設が施設だけに、一気にタイムスリップした気分になります。オヤカタさまも「日本酒を杯で飲みたい気分」と言っておりました。思いもかけず、素敵な寄席でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月11日 04時30分00秒
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