大きな国の小さなお家

今日はオフィスに、変なオヤジがずうずうしく入ってきた。

いつも無料インターネットの部屋には誰かしらいるのだけれど、カウンセリング室には私一人なので常に警戒心一杯である。

"オヤジはここは学校かい？"尋ね。私"違うわよ"って言ってんのに、おもむろにカバンを開け、自分のレジメをデスクに放り投げた。

オヤジ：僕はね、色んな国々で英語も教えたし、トロントの大学やカレッジでも教えた経験があるんだよ。(云々。。。延々続く）

私：いや、そう言われてもね、ここは学校じゃないから、英語教師は募集してないのよ。

オヤジ：TOEICだって、TOEFLだって教えたことがあるし、韓国でも台湾でも教えたことがあるんだ。

私：あ、そう。部屋を出たとこにある英語学校のパンフレット、必要だったら持っていっていいわよ。英語学校はインターネットでも探せるしね。ここでは募集はしてないからさ。(早く出て行ってくれ。。。)

オヤジ：あぁ、ありがとう。パンフレットはもうもらったよ。ここのオフィスは学校を紹介しているんだね。どこか教師を探しているとこ知らない？

私：一つだけ知ってるけど、厳しいよ。

オヤジ：コレだから学校は、英語教師への扱いが酷すぎる。なんだと思っているんだ。厳しいだと、オレはこんなに経験をつんだベテラン教師だ。(云々。。。また延々と続く。。。)

私：いや、私にあなたの経歴を言ってもね、無駄なのよ。何度も言うようだけど、ここでは採用してないんだから。経歴のアピールは学校でしないとね。時間の無駄よ。

オヤジ：君は親切だね。名前は？

私：elmozo

オヤジ：ありがとう。じゃぁ、君が紹介してくれた学校にも行って見るよ。これで路頭に迷わなくて済むかもしれない。。。

で、オヤジは帰っていったんだけど。名前を聞かれたことで急に不安になって、募集してると教えてしまった学校に電話を入れた。

elmozo:Jamesとかって言うオヤジが学校を尋ねるかもしれない。私の名前を出して紹介されたとかほざくかもしれないけど、全くのストレンジャーですので。別に優遇する必要はありません。

あんなに人の話が聞けない。相手が迷惑してることも読み取れない人が先生???

あんなのに当たったらハズレだね。何を学ぶ時でも同じだけど、先生の良し悪しで全然伸びが違うよね。英語学校はそれが顕著かも。。。