FANTA-G

2008/07/13(日)10:32

サイン会と仁義

 チャンピオンでパニッシャー連載中の佐渡川 準 センセイのサイン会に行ってまいりました!  いやはや、大盛況。150人ぐらい並んでいたでしょうか?やはり人気作家なんだなあと改めて思う次第。2時間待ちも何のその!1.2巻同時販売で一巻にのみイラスト(キャラはアルトORミルキィ固定)、2巻にはサインという形でした。私はアルトを選択。本当なら超人ワンダーを書いて欲しかったのですが(W。とはいえ、某所で幾度かサインを頂いてますのでまた別の機会に(お。  頂いたサインですが、念のためサインを書いていもらっている時に「Blog掲載はOKですか?」とお聞きしたところ「あ・・・え~と、私はOKですけど、くわしくは後ろの方(どうやら秋田書店の関係者の方)に聞いてください」と言われまして、OKを頂きました。  そこで考えたのですが、漫画やアニメ、ゲームなどの世界もあるのですけど「現場はOKでも上はNG」ってことがあります。  例えば作家が個人的にファン活動にOKを出したとしても、それは「絶対ではない」のです。考えれば当然のことで。特に権利を預かる組織にとっては、優先的に作家の製作物を扱える対価として原稿料なり、制作費を渡している訳で。それが現場(作り手)で勝手に許可を出されたら、自分達が負担をしただけになりますから。  MADや違法動画を何とか正当化しようとしたがる方の意見に「だって現場の人は喜んでいるジャン」というのがありますけど、そういうのは個人だけで作っているレベルの判断です。何らかの形で組織から対価をもらった以上、作家の考え=組織全体の考えではなくなります。  もちろん、サイン程度であればそこまで何か言われることはまずありませんが。でも、私が一応お聞きした理由も「仁義を通す」ことによってこちらも安心できるからと思いまして。  仁義、なんて言葉だとヤクザ映画みたいですが、要は「物を借りるときに一言声をかける」程度のマナーみたいなものです。それをやらないで勝手に他人のものを使えば、持ち主にどう思われるか?これが想像力だと思うのですが。  それに一声あれば先方も安心しますしね。一見、めんどくさいようですが、実は一番トラブルがない、それでいて双方に利益がある方法です。  遅くなりましたが佐渡川センセイ、ありがとうございました!

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