FANTA-G

2009/06/03(水)08:12

わかった、わかったからまずチ○コをしまえ。

 女性に性暴力をするゲームの続報ですが、ソフ倫がこのような決定をしたみたいで。  これに対して「権力に屈した」「腰抜け」という方も多いでしょうが、わたしはどちらかというと「名より実を取ったな」と高く評価します。  さて、今回の件に関してすばらしいコラムが 「俺達はレ○プがしたくてエロゲを買ってるんじゃない。オ○ニーをする為にエロゲを買ってるんだ!(伏字はプロバイダー規制を避けるためで他意はありません)」  すばらしい。確かにこの手のソフトはあくまで「おかず」目的であって、犯罪の方法を学ぶためのものではない、と、同時に男の性欲なんて、一回済んでしまうと風船みたいに空気が抜けてしまうもの。日本の性犯罪が人口に対して少ない理由の一つにこの手の性産業が貢献しているかと思います。  が、しかし、わたしはこのご意見にあえて付け加えるとしたら「わかった。わかったから、まずチ○コを隠せ」ということ。  これは周りを不安にさせない、という配慮がものすごく大事だ、ってことでもあります。たとえば街中で血まみれの包丁を持った人がウロウロしていたとして、たとえ、その包丁が自分の板前としての仕事に使う包丁であり、付いている血がニワトリのものであったとしても、これは誤解される。当たり前ですが、現実はどうであれ女性に性的暴力をし、妊娠、中絶を行うゲームを買っている人がどんなに「いえ、私は紳士ですから」と言っても信じてもらえない。  上記の主張で唯一追記して欲しいとしたら「買う側、売る側もその手のソフトを不安視する人間が多いのだから、影でコッソリやろう」ということなんです。  今回のソフ倫の決定を高く評価する理由は正にそれで。戦わなくてはいけないのは「表現の自由」ではありません。「社会という現実」です。そういう意味で今回の会議でほとんどのメーカーが「仕方ないね」という行動を取ったのは、経営者として戦う相手をきっちりわかっているからじゃないかと。仮に反発するのであれば、ソフ倫を脱会してビデ倫に移ると言う選択肢もありますし。    コミケの創始者である故・米沢代表も様々な圧力に柔軟に対応し、規制も受け入れた。だからこそ今の同人文化の発展がある。ヘタに権力にカッコよく反発して、潰されていたとしたら・・・  これを「腰抜け」と言う人は、本当の意味での「したたかさ」を知らない、口だけの人だと思います。    

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