2009/11/18(水)00:57
「つまらない」のと「自分に合わない」は違う
アリカ副社長の『シュタインズ・ゲート』感想にファン激怒、犯罪予告される
ゲームに限らず、個人には嗜好というものがあります。それが大多数の人に受け入れられたからといって自分にも合うとは限らないし、自分は楽しめなかったからといって、それを楽しんでいる人間はわかっていない、ということでもありません。
上記のゲームは最近口コミで人気が広がっているゲーム。そういう作品というのはゲームに限らず「信者」と呼ばれる熱狂的なファンを産みます。
が、それも度を過ぎると「自分には合わなかった」という意見に対しても強烈に非難し始めたり。カルト教団的な狂信が生まれるんですよねえ。
例えば私も実はメジャーところだと、「富野ガンダム」と「東方」があわない人間で・・・どちらも評判がいいと聞いたので体験したのですが、どうにも・・・この・・・楽しめない。あの監督の演出が苦手らしくキングゲイナーもターンAガンダムもダメでしたが、別監督のGガンダムや08小隊は楽しめましたから。また、東方シリーズもシューティングゲームに私はどうやら弾避けより破壊の気持ちよさを求めるタイプみたいなので、こちらもキャラ人気にまでハマる、ということもありませんでした。
だからといって、その作品は自分以外の多くの方が支持しているという実績がある以上、絶対に面白いはずです。単に自分の嗜好があわなかった、というだけで。
贔屓の引き倒し」ということわざがありますが、あまりに狂信的なファンの行動は、むしろ興味のある人を遠ざけたりしますからねえ。プレイした上での感想ぐらい、相手に任せましょう。