2011/09/08(木)07:18
「ユーザーの事を考えてない」のユーザーとは自分のことだけなのか
東京ゲームショーが近くなり、各社からいろんな情報が出てきましたが、そんな中でビックタイトルの新作や移植作品がコレまでと違うハードで出ることはよくあります。
で、それに対して「ユーザーの事を考えていない」という意見が聞かれますが、個人的にそれはどうかな、と。
旧来のファンも大切ですが、だからといって別のハードに出す事がユーザーを裏切った事にはならない。むしろ、それまで出来なかったハード所有ユーザーにとっては恩恵のはずです。
自分がどんなハードを持ち、ゲームにいくらお金をかけられるか、は当然ですが各個人でまったく違います。だとしたら「ユーザーの事を考えてない」のユーザーとは自分のことだけなのか?自分が逆の立場だったら、恩恵は当然の事として受け入れるでしょうし。
前にも書きましたが、ほしいソフトがあるからハードを買うわけで。だとしたら、自分がどうしても欲しいソフトが自分の持っていないハードで出る、というのは、新しいハードを買うきっかけとして最大の魅力だと思います。
お金がない、という人は数年待てばハードもソフトも確実に価格が下がるし中古とか、友達にハードごと借りる、という手段もある。そのゲームとハードごと買って、クリア後にすぐ中古に出すのもよい。手間と時間と発想はいろいろあります。
それに○○は××のハードじゃなければいけない、という縛りは、ファーストメーカー作品以外は基本ありませんので・・・むしろ、その勝手に作った縛りで遊びたいゲームを買わない事の方がバカバカしいですから。
任天堂の山内会長の言葉
「ユーザーはゲームを遊びたくて仕方なくハードを買うものなのです」