FANTA-G

2019/08/19(月)07:48

はずしている経済学者の需要

​ネトウヨ経済評論を見える化してみたら大崩壊!?​  ちょっと笑ったのですが。  で、思想の右左は関係ないとして、昔から不思議に思っていることに、経済学者というのは現実の経済を数値として検証し、過去の事例から未来を予想するのが仕事の、いわゆる競馬場の予想屋と変わらない仕事だと思います。  が、こうやって10年以上、主張が外れっぱなしの予想にもかかわらず「経済評論家として」出版の仕事が毎年あるのはいったいどういうことなのか?というか、毎年同じような本を書き続けられる、出版できるのが不思議で。  これってあれですかね?大きな地震があると必ず「この地震を私は予言していた!」という予言者と同じですかね?地震はかならずいつかはやってくる。だから延々と毎年「今年は大きな地震がある」と年始に書き続けて、地震があった年だけそれを引っ張り出して「ほらみろ!私が予想した通りだった!」という、インチキ預言者の常套手段。  ただ、この経済学者と全く逆の予想をした人(中国はどんどん発展し、逆に日本は停滞する)の方が長期的に見ても正しかった、という結果になりはしないか?  では、この経済学者は少なくとも毎年言っている「来年に中国は大崩壊」が15年の歴史を見ても間違っていた、と結論が出た以上、こういう本(経済学者)はどんな人に需要があるのか?これはそれこそ先に書いた競馬場の予想屋と同じで、当たらなくてももっともらしい口上が吹ければ競馬場がなくならない限り予想屋でいられるという、そういう需要なんだと思います。  こういうことを書くと必ず「それは単に結果論に過ぎない」という方もいると思いますが、予想屋に一番信用として重要なのは「結果」です。どんなに論理に筋が通っていて納得できても、一着のウマをずっと外し続けたらその予想屋は無能のそしりを受ける、逆にどんなにめちゃくちゃでも当りまくる予想屋は有能であり。  というか、本当に当たりまくりの予想屋なら、そんな商売せず自分で馬券を買っていると思いますがw  何よりアメリカのリーマンショックでもそうでしたが「中国経済が崩壊したとして、それによって日本が浮き上がることなんてありえない、日本のような輸出入に頼る国家は単に一緒に沈む」と思ってます。

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