FANTA-G

2024/04/17(水)08:52

「入社させてしまえばこっちのもの」などという会社は信用できません

缶詰やペットのえさ「ちゅーる」などで有名な いなば食品 で新入社員の9割が「面接などで聞いた話とちがう!」と辞めるという異例の事態がニュースになっております。  で、そういう企業は「辞めて正解」です。というか、最低限の誠意がない。社員をだます、約束を反故にすることに平気な企業など、今後もどんな仕打ちを受けるかわかりません。  やめた複数新入社員へのインタビューでは「面接では勤務地は100%要望どおり、という話だったのに(都内住)静岡の会社勤務と言われた」「新築の社員寮(写真付き)と全く違うボロくて雨漏りするような一軒家に共同生活ということになっていた」「事務職で採用のはずだったのに工場のライン作業を命じられた」「説明なく当初提示の給与より月額3万円低い」など・・・  これはひどい。というか、明らかに契約違反です。  しかし、昔ならこれを「甘えるな!入ったからには我慢しろ!これが社会の厳しさだ!」という社会的圧力で押さえつけられていたのでしょうが、SNS時代の今ではあっという間に、それもCMなどやっている有名企業ほど一気に広がります。  私も以前行った会社で入社前の面接では「最初の半年は契約社員、問題がなければ正社員登用します」と言われたのに、半年後の面談で「業務内容や勤務態度に問題はありません。引き続き契約の更新で・・・」と言われて「それはおかしい、話が違う」と抗議したら「うちの会社はそう簡単に正社員にはなれない~」と言われたので、その場で契約更新を破棄したことがありましたが。  会社と社員の関係は、主従関係ではありません。成果と報酬の契約を結んだ取引相手であり、特にこの会社のように「入社させてしまえばこっちのもの」などという会社は信用できません。  まして、こんなのは「社会の厳しさ」ではありません。単に契約違反の「犯罪」です。

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