FANTA-G

2024/05/04(土)08:02

今のルールを守れないような政党、あるいは内閣の連中が行おうとしている改憲には反対

憲法記念日に昼のラジオ「大竹まこと ゴールデンラジオ」で、レギュラーコメンテーターで経済学者の金子勝先生が大切なことを。それは「今の内閣は明らかな憲法違反をしている。それは意外とみんなが知らない 第八十三条 国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。  これを無視して内閣が勝手に決算剰余金を増大させ、余らせた分で防衛費の増大に恣意的に使っている」  というお話。これは本来、決算剰余金というのは年度末などに余って国庫に返還しなくてはならないお金のはずが、その金額がコロナ時に使われなかった10兆円という膨大な額になっていて、使用に国会の予算委員会を通さない、内閣の掴み金状態になっているという。  私が思うに、憲法改正を語る前に今の憲法を守ってない連中が改正したい憲法など、どういう目的かは明白だろうと。確実に自分たちの今やっている違法行為を正当化するための目的でしかなく。  何より自民党の改憲派の主張は「今の時代に合わせた憲法を」というが、自民党の過去に出した改憲案って見たことある人ならわかると思いますが、今の時代に合わせた、ではありません。国民の自由と権利を制限し、国家による監視や制限を増やした、明らかに戦前回帰の方向で。これのどこが時代に合わせた憲法だと。  よく「憲法改正に賛成ですか?反対ですか?」という雑なアンケートがありますが、これが主に9条の平和憲法ばかり注目されるのには疑問があります。ラジオの中で金子先生もおっしゃってますが「本来憲法は権力者が勝手に税金を取らない、勝手に予算を使われない、勝手に軍を動かして戦争などをしないための決まりのはず」と・・・  私は少なくとも「今のルールを守れないような政党、あるいは内閣の連中が行おうとしている改憲には反対」です。

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