少年野球伝

土曜日、Ｂチームのコーチは私一人でした。

さすがに２０人も居ると一人では大変ですね。



とりあえず、一箇所ノック。
サードに受ける子を集めて、ファーストの子を３人つけて。



なぜかノックを受けてファーストへフワァーと投げる子が多い。

絶対にアウトにしようなんて考えていない感じ。



そこで集合させて

「何のために守っているの？」

と質問をしてみました。



すると、


「試合に勝つため！」

　　　　勝つためには違いないんだけど・・・


「バッターが打ったボールを捕るため！」

　　　　そりゃボールは捕らなきゃいけないよね・・・




私が

「もっと簡単な答えでいいよ！」と言うと、



「アウトを取るため！」




私はすかさず、

「じゃぁ、あんなにフワァーと投げてアウトを取れるの？」



子供達は、

「取れない！」　「もっと速く投げる！」
「ランナーより先にファーストへ投げる！」




なんとなくは分かっているけど
練習内容によって抜けちゃっている部分があるようです。


そこで、


アウトを取る意識をもっと強くもってもらうために



サード守備
ファースト守備
打者ランナー


３組に分けて


サードは３回アウトを取れなかったらランナーになる。

ファーストは３回エラーしたらランナーになる。

打者ランナーは３回セーフになったらサードで守備につける。



こういうルールでノックを行いました。



ちょっとゲームっぽくなって、すごく集中してやってくれました。

サード守備に入った子はアウトにしようと気持ちが入って、
ファースト守備に入った子はエラーしないように気持ちが入って、
打者ランナーの子はセーフになろうと懸命に走ってと。


中にはランナーだけでいいという子がいて困りましたが。



コーチ一人なんで、こんな練習にしてみました。





　　
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