2024/10/05(土)00:10
eSIMアプリin台湾
遅ればせながらであるが、今年の春というか6月ぐらいだろうか、世の中にeSIMアプリというものがあるということを知った。スマホのSIMの事であるが、これまでお父さんは、海外出張に行くとその国のSIMカードを空港などで購入して、持っていく出張用のスマホにセットして使っていた。 そのスマホとデーター通信(デザリング)をして、普段使っているスマホとつなげて使うという意外と面倒なことをしていたのだが、それしか方法がないと思っていた。お父さんが使っているiPhone以外にはシムカードが2枚入る機種もあるのだが、お父さんはすでにAPPLEにすべてを握られているので、今さらどうにもならない。 物理的なSIMカードではなく、eSIMというのがあるのは知っていたが、それが使えるアプリがあることは知らなかった。6月に取引先の部長さんに教えてもらい、次に海外出張するときには利用してみようと考えていた。 そして今回の台湾旅行が記念すべきeSIMデビューの出張になった。すでに同僚が前回入りピンに出張したときにeSIMを使っていて、その時普通に使えたという情報をもらったので、trifa(トリファ)というeSIM炙りを登録して利用することにした。 日本でインストールして、台湾で使う設定までは特にもないなく終えることができた。あとは台湾に入国した後に、現地の通信とつなげれば簡単に使えるはずだった。 ところが台湾について入国審査を終えた後に、eSIMの設定を行ったのだが、うまくつなげることができなかった。 台北駅への移動中も、台北駅に着いてからも、何度も通信を開始させる手続きを行ったがまるでダメだった。スマホの地図アプリが使えないと、ホテルへきちんとたどり着けない。スマホが使えることを前提にしていたので、駅からホテルまでの地図を持っていなかったのだ。 仕方がないので、日本で使っているiPADで、フリーのWi-Fiに接続し、頭に地図を入れてホテルまで歩き出した。幸いなこととにそれほど複雑な道のりではなかったので、現地の駅構内の地図と記憶したホテルの位置を暗記して何とかホテルにたどり着いた。 ホテルについてさらにWi-Fi環境下で接続を試みたのだがそれでもダメだった。 仕方なく夕食に行っている同僚がホテルに到着後に、再度トライしてみた。この同僚は前回フィリピンでトリファを使った同僚であったが、今回はAiraro(エアロ)を使っていた。どちらが良いか比べるためとのことで、エアロは問題なくつながったそうである。 結局、それまでうまく認識しなかった台湾特有のパスポート画像登録が、突然動くようになり接続に成功した。しかしながら同僚のエアロはそんな作業は無かったという。初めて使う機能やアプリはうまくいかないことがあるが、それが切実な状況程そうなるのはなぜだろうか。今回も同僚と合流して通信の必要性がだいぶ低下した瞬間にうまくいった。 よくお母さんが、お父さんが帰宅する前は動かなかったパソコンや電化製品が、帰ってきた途端に普通に動くようになったというのだが、あながちウソではないかもしれない。 とりあえず、開通してからのeSIMは問題なく、実に快適に動作してくれたので、今後も海外出張時にはeSIMを使用していこうと思う。