愛しの7にゃんず

今日は3月11日
テレビで震災特集をやっていました

あの日から12年

わたしも主人も仕事中で、自宅には猫たちだけ
交通機関も麻痺し、翌日まで帰宅することができず

あの頃はまだ元気だった母が自主的に
(とはいえ、いまのわたしより一回り年上)
運転のできるお友達に頼んでくれて

エレベーターが動かないのに、
12階の母宅から階段を降り、
いつもは車で10分足らずの我が家まで1時間かかって
今度は9階の我が家まで階段を上がって、
猫たちの様子を見に行ってくれた

(12＋9)×2＝42
42階分の階段なんて
普段まったく運動しない母によくそんな体力があったな

火事場の馬鹿力？
アドレナリン？？

いまのわたしの体力でもかなりきついだろうと思う
とはいえ、家族のためならなんとかするな

猫たち、怖かったのか全員隠れていたらしいけど、
ご飯とお水を置いてきてくれて

熱帯魚の水槽が割れ、水浸しだった床に
資源ごみに出す予定だった段ボールを敷いて、

猫たちがケガしないように、ガラスの破片を掃除してくれ、

漏電して火事にならないように
冷蔵庫以外のプラグをすべて抜いてきてくれた

夜になり母と連絡がついて、母と猫たちの無事を聞いて
どんなに安堵したか

ほんと母には感謝

そんな猫たち4匹も母も旅立ち
いまの3匹は大きな地震は知らずに育った

このまま知らずにいられるのが一番だけど
いつまた起きるかわからない

これを機にまた改めて備えをしようと思った一日

震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます
と共に、被害を受けられた方々とそのご家族の皆様に
お見舞い申し上げます