デロッデロですが
今日は、携帯電話の、ちょっと先の話をひとつ。(落語のさわりみたい。。。)ウィルコムがメールも、電話も定額っていうので、売れてるみたいですねぇ。なんで定額なんだろうって思いません?今まで、時間で何円とか、何パケットで何円とかなってたのに。ここ数年、IP電話の普及が目覚しいですが、これと、ウィルコムの定額制は、関係しているんですねぇ。知っている方は、どうぞ、ここから先は読まなくても結構です。デロッデロなんで当たり前のことしかかけませんので。IP電話って、相手が固定電話であれば、高くても市内通話の料金で話せますよね。ADSLとか、光ケーブルを利用しているとメールを送るときに、接続時間だとか、メールのサイズだとかを気にしませんよね。これって、すごい便利だと思いませんか?ちょっと前に、PHSってあったのを覚えてますか?一時期は、安いからって高校生くらいの年代には、バカ売れだった見たいですが、第2世代の携帯が安くなったから利用者が大分減りましたよね。でも、PHSって、大分前から、固定電話とかなり関係を持っていたんです。それは、「構内PHS」。看護婦さんが、(あ、今は、法的に看護師ですね。)が、病院の中で携帯みたいな端末で話しているのを見たことはありませんか?あれは、実は、PHSを子機代わりにして話しているんです。だから、固定電話と同じ値段。PHSって便利と思いませんか?この、固定電話とPHSのいいところを持っていったのが、ウィルコムなんです。IP電話をPHSで利用していると言うわけです。だから、通話料も通信料も定額っていうことが実現できたんです。これを独占的に出来たら、利用者がドンドン増えてぼろ儲けできそうですが、NTTもドコモもだまっちゃぁいません。だって、携帯電話も、IP電話も、PHSももともと日本電信電話会社が死ぬ気で開発した通信方式ですから。過去に、皆さんが良く知ってるCPUのペンティアムの元になる技術を開発したのもNTTです。彼らは、商売を知らないがゆえに「特許」を取らなかったんですねぇ。今じゃぁ、PCを使う人で知らない人はいない技術です。そう考えると日本の最大の技術を海外に流出させた犯人です。まぁ、本題に戻して、これからの通信技術は、「IP」が全盛になります。携帯電話も、今以上にお手軽な通信手段になります。昔、ドキドキして自宅にかけた電話も、なかなか入れられなかった留守番電話も過去の遺産になります。でも、あの、ドキドキ感が良かったんですけどね。「お。。。お父さんが出たらどうしよう。。。」とか心配することもなくなっちゃうんですね。スリルが身近じゃなくなっちゃう気がするのは、おっさんな証拠?