仮想儀礼
ガマンできずに。サクっと飛ばし読みして 最後まで読んじゃった。400ページ超を2時間弱なので。細かいトコロはほとんど読んでないけど アタシのことだから、うまく説明できないけど。ここからは、ネタバレになっちゃうかもしれないのでご注意を。あらすじは先ほど書いたように。平凡で本来、普通にマジメな男が詐欺に遭い。職も家族もお金も失い。ヤケになって宗教を始めてみたら。トントン拍子にお金持ちの信者が増えて。イケイケ状態だったのに。突然、信者の会社のクーデター(海外工場の社員の反乱&社内の内紛)や。脱税容疑、マスコミの攻撃など。次々と災難が降りかかり。最終的には狂信的信者が。殺人まで犯す。みたいな。ものすご~くスリリングなお話だったわ。「女たちのジハード」も。すごくスピード感があったけど。この本もそう。おそらく、宗教にすがらずにはいられない人の心の孤独とか。そ~いうモノも書かれているとは思うけど。飛ばし読みなので、そこまで読み取れず スピード感のある展開を追うので精一杯。おもしろいのは、主人公の教祖が。普通の人間だってことね。お金に困って。ビジネス感覚で宗教を始めたのだけど。もともと小市民の彼には。アリガチな教団みたいに。詐欺マガイの方法で信者からお金を巻き上げることはできず。そのような普通感覚が人々の共感を呼び。信者が増える。みたいな。そんな普通感覚の彼の周囲の。信者のほうがドンドン狂信的になっていき。普通人の教祖が振り回されていく。みたいな。そんな感じ 相変わらず、わかりにくくて恐縮だけど。飛ばし読みしてもおもしろかったので。じっくり読んだら、もっとおもしろいと思うわ。