欧州、撮影後に「乾ぱ～い！」、最高！！

Bourgogne Ajoud'huiのサイト（下記）に掲載されたDenis Mortetの記事を訳しました。

http://www.wines-terroirs.com/bourgogne/index.pl


ドゥニ　モルテが自殺

ブルゴーニュの葡萄畑での茫然自失。ジュヴレイ・シャンベルタンの象徴的葡萄栽培家ドゥニ　モルテが、１月３０日午前、自殺した。彼は温かく寛大な上、非常に細心な職業人で、そして前衛的な男としてのイメージを残している。彼のワインは、愛好者の最も求めていたものの一つである。

1956年生まれのドゥニ　モルテは、自らのドメンヌを1992年に築く前、弟のティエリーと共に、1984年にドメンヌ　シャルル　モルテ　エ　フィスを引き継だ。そして豊かで深い色合いのワインを産み出す事で、すぐにメディアの称賛を受けるようになる。かくして彼は、当時の葡萄酒醸造学の実践において、一種の古典主義に終止符を打った。が、近代醸造学の主役になったにも関わらず、2001年と2002年のヴィンテージは、彼の醸造への姿勢において、一つの転機となる。より一層の繊細さのワインを求めだしたのである。「私がおおいに望むのは、今よりもモルテの特徴を認めず、そしてもっとテロワールの特徴を認める（ワインを造る）ことだ」と、2004年に打ち明けていた。
身内の方々にお悔やみ申し上げます。