あっしの資産はどこへ行く？

　ミャンマーと言われている国で、デモに対して非道な事になっている。安保理も非難している様だが、そもそも国連では、軍事政権がつけた名称であるミャンマーを、正式に国名としている。何でクーデターの時に、「受理できませんよ。」とならなかったのか？　今となっては遅いではないか。

　実は、私の中では、ずぅーっとビルマであった。何の縁も所縁も無いのだが、軍事政権となった時に、世界はごそって非難したので、まさか、ミャンマーが正式名になるとは思ってもみなかったのだ。海外のマスメディアは、ビルマの名称を使っていたので、「何で日本のメディアはミャンマーなのかな？」と思っていた。そう、ゲリラか何かを支持している様にしか見えなかったのである。それがずぅーっと引っ掛かっていた。

　世界は(私も)彼等をほったらかしにしていた。現地の邦人は600人程度というではないか。他の先進国も大差はないだろう。故に、重要視されていなかったせいもあり、軍事政権のまま、放置されてしまった(と思う)。中東のイスラム圏の様に、統制される事に慣れていない人々は、やはり独裁軍事政権は無理であり、民主主義国家とならなければ、国として機能しないだろう。

　内政不干渉の原則はあるが、(今回は)アメリカの様に経済制裁というポーズをとる事で、メッセージを送るのは素晴らしい事なのではないのか？　我々も、彼等が民主主義を望むなら、それを端からワーワー言うだけでも、言おうではないか。

　それにしても、『ミャンマーと言われている国で』なんて書き出してみたが、なんだか、『プリンスとして知られていた男 (元プリ (C)キャロル久末)』みたいだなぁ。茶化してゴメン。　R.Feynkidは、ビルマの夜明けを望んでいる。