035583 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あっしの資産はどこへ行く?

あっしの資産はどこへ行く?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.09.30
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 金融商品取引法が今日、完全施行される。私が理解できた範囲での概略は、『リスクをデカい文字で書く』『顧客の懐具合を無理矢理聞き出し、身の丈に合った商品を勧める』『お金持ちと貧乏人をハッキリさせる』といったところだろうか。

 さて、前記の2つは、消費者(初心者投資家)保護という面では、良い傾向と思われる。ただし、残念なのは、リスクをただデカい文字で書けば良さそうな点だ。その内容は、専門用語そのままで、読めても意味が理解できなければ無意味である。懐具合にいたっては、大きなお世話じゃないか? リスクを大きく取っても、投資というか、投機したい人もいるだろう。最近よく見かける“10万円を1億円にする本”みたいな方法は、身の丈以上の投機をするしかない。

 どっちにしても、理解もできないうちに購入してしまうことも減るだろうし、ほとんどの人には身の丈にあった投資が勧められるならば、良しとするか。

 で、その消費者保護の為の手続きを、簡略化できるというメリットをうたっているが、今回の法施行で、明確にお金持ち(特定投資家)と、貧乏人(一般投資家)が、区別されることになった。その線引きというのが、『3億円以上の資産の保有』だ。投資の経験とかもあるのだが、これが一番のハードルだろう。その資産もたぶん、流動資産のことだと思う。

 「えぇーっ!」と感じるかもしれないが、“1億円以上、1000万円単位”なんていう事が、普通に繰り広げられている世界である。「特定投資家へは手続きが必要? あぁ面倒だなぁ。」程度にしかならないじゃないかな? 昔、結婚相手の条件で、「3高でぇ、年収は1000万円以上ぉ。」というのが流行った(?)が、その程度では、正式に貧乏人である。玉の輿を狙うなら、「流動資産がぁ、3億円以上ぉ、特定投資家ってやつぅ?」と明確にしなければならない。この3つのキーワードがスラスラと出て来ないようでは、住んでいる世界が違いすぎるので、諦めた方がいい。

 そう言えば、証券会社から送られてきたパンフレットのQ&Aに「特定投資家になれないんですか?」なんて無茶振りの質問設定があったが、「なれねぇーよ、3億円見せてみろぃ!」…、なんて書けないよねぇ(笑)

 なんにしても、この法律は、ラップ口座なんて持っている様な人以外は、面倒臭くてまいっちゃうよね。えぇ、そうです、「1週間で71円トホホ」なんて言っている人は、正式に貧乏人です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.30 12:51:00
コメント(0) | コメントを書く


PR

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

コメントに書き込みはありません。

Freepage List

Favorite Blog

まだ登録されていません

© Rakuten Group, Inc.