副作用のほぼない筋トレドーピング クロミッドについて考えてみた
アナボリックステロイドの問題点アナボリックステロイドは誰もがきいたことのある物質かと思います。その効果は強大で、筋トレをしなくても筋量を増やすことが出来るほかいつも通りのトレーニングを行うだけで簡単に限界を超えられ、通常の数倍の筋肉の成長速度をもたらしてくれるというものです。しかしその分副作用もそれなりにあり、最も有名なのは「低テストステロン症」である。これはアナボリックステロイドを服用していると、脳が「十分にテストステロンがある」」と勘違いして、自己分泌を無くしてしまうというものです。これを防ぐために用いられるのが今回のクロミッドというケア剤です。クロミッドを男性が服用するとどうなるクロミッドは一般的に女性の生殖システムをサポートするために使用される薬です。これは排卵を促進し、不妊治療に使用されることがあります。しかし、男性がクロミッドを服用する場合は、特定の医学的状況の下で行われることがあります。男性がクロミッドを服用する一般的な理由の1つは、低精子数や精子の質の問題を改善するためです。クロミッドは、男性の性ホルモンであるテストステロンの産生を増加させることができ、それによって精子の生産を増加させる可能性があります。結果的にテストステロン値の上昇→筋肥大につながるというわけです。テストステロンの直接投与は外部から栄養を与えて上昇させるに対しクロミッドの場合は分泌を増やして上昇するという違いがあります。クロミッドで男性ホルモン値がどれほど上昇するのかクロミッドによる男性ホルモン値の増加は個人によって異なりますが、一般的には以下のような範囲内で増加する可能性があります。テストステロン値一般的には20%〜50%の増加が報告されています。ただし、個々の反応は異なるため、この範囲内での増加が保証されるわけではありません。LH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)クロミッドはこれらのホルモンを増加させることが知られており、それによってテストステロンの産生を促進します。増加の程度は個人差がありますが、通常は適切な方向に向かうことが期待されます。これらの増加は、通常は治療期間中に見られますが、個人差があります。また、クロミッドの効果は一時的であり、服用を中止すると通常は元の状態に戻ります。重要なことは、クロミッドの効果は使用中に現れ、服用をやめると元に戻るという事です。クロミッドの副作用そんな優秀なクロミッドでも副作用がないわけではありません。しかしアナボリックステロイドのそれよりもはるかに低症状です。ほてりや潮紅(しょうこう)体が赤くなったり、ほてったりすることがあります。胸部不快感乳首の痛みや腫れがある場合があります。頭痛頭痛やめまいが起こることがあります。視覚障害視力の変化やぼやけが現れる場合があります。腹部不快感吐き気や腹痛が起こることがあります。睡眠障害不眠や眠りが浅いことがあるかもしれません。もちろん競技をしていてどのみちアウトなら手っ取り早いのがステロイドなのは間違いないのですが初めての場合の副作用が怖い方の入門用としては十分に使えるかと思います。