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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:12_読書
今日は久々に家でのんびりしてるんで、
貯まってたネタでどんどん更新してこうと思います。 この間、読むには読んだけど、どことなく消化不良の本を 三冊紹介します。 一冊目はこちら、 【送料無料】民主主義がアフリカ経済を殺す 今、アフリカ東部は空前絶後の飢餓に襲われています。旱魃の影響が 大きいんやけど、アフリカならではの事情もあるようです。 この本では、アフリカを ・選挙 ・経済成長 ・防衛 ・民族 を切り口に、なぜ豊かになれないのか?いつまでも政情不安なのか?に せまっていっています。 二冊目はこちら 【送料無料】佐藤康光の将棋を始めよう 前にも書きましたが、囲碁・将棋の本を読み始めるとペースがガクッと 落ちてしまいます。頭の中で局面の切り替えが追いつかず、考え・考えの 読みになってしまうからです。 本書レベルでも、まだまだそんな感じなんで、「インチキ三段」の 「インチキ」が取れるんには時間がかかりそうです。 最後は 【中古】【0719_used】ビジネス ≪ビジネス≫ あなたのTシャツはどこから来たのか?【10P22Jul11】【画】 論文調ではなく、物語形式で書き込まれていて、スラスラと読むことができました。 Tシャツをその原料の綿花生産から順に追っていくというものです。 綿花(アメリカ) キーワードは「産・学連携」「企業連携」 今、読んでる別の本でも紹介されていますが、アメリカは綿花の品種改良のみならず 地質、農機具、さらに気象も包括して、研究をすすめていること、また企業での研究 そして学校での研究も利用して、生産性をミックスアップしていっているのがわかります。 Tシャツ(中国→) キーワードは「女性労働力」 紡績業の中心地をおおまかな流れで見ると、 「イギリス→アメリカ→日本→中国」になります。そのいずれも成長を支えたのは 「女性労働力(実直で、低賃金)」が安定的に供給されていることが大きな要因と なっています。 しかし、低賃金とは女性が現金を手にし、自活できるようになると政治的な力を もち、いずれは、賃金の上昇、あるいはその基盤となっている社会の変革を訴えていく。 中国以外の「イギリス・アメリカ・日本」はこの流れに飲まれ、女性労働力を 安価で確保できなくなり、結果として紡績業自体が廃れていっています。 中国がこの流れにどう抗うのか?(高品質化?移民の流入?)、それとも また新興勢力にその座を明け渡すのか今後、注目していきたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.23 13:45:04
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