答えを先に言うと、『はい』になります。
胸を大きくするには、乳腺の発達が鍵になってるそうです。乳腺が発達している人ほど胸は豊かに、大きくなるそうです。
胸は90%の脂肪組織と10%の乳腺組織から出来ています。
乳腺も発達するにつれて、乳腺組織を守る為に脂肪が付きます。
乳腺の発達に大きく関わっているのが『エストロゲン』(卵胞ホルモン)に『プロゲステロン』(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンというのはバストアップしたい方なら、知っていると思います。
殆どの人が成長期に大きくなるわけですが、過度のストレスやダイエット、激しいスポーツ、逆に運動不足等の影響で成長期に十分な女性ホルモンが分泌されないと、大きくならないままになってしまいます。
成長期を過ぎても女性ホルモンを活性化させれば、胸を大きくすることはできるそうです。
けど、ただ闇雲に活性化させればいいってものでもないようです。
ホルモンをサプリで調整するにはかなりのハイリスクが伴います。
※【11/12にプエラリアについて書いています】
じゃあ、そもそもエストロゲンにプロゲステロンってどんな特徴があるホルモンなのか?
『総合心理相談ES DISCOVERY』様に分かりやすい表がありましたので引用します。
女性ホルモンの特徴と薬理特徴と薬理 | エストロゲン | プロジェステロン |
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特徴 | 脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)によって刺激された卵胞で産生されるホルモンがエストロゲンである。生化学的には、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)という物質に分類されるが、最も活性が強く生体に大きな影響を与えるのはエストラジオールである。 | 脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモンによって刺激された黄体細胞で産生されるのがプロジェステロンで、増殖した子宮内膜に受精卵が着床する準備を整える作用をする。黄体細胞とは、排卵後の卵胞の顆粒膜細胞が変性した細胞である。 |
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子宮への作用 | 子宮内膜増生・子宮筋層肥大・子宮筋層のオキシトシン感受性亢進・子宮頸部の弛緩・子宮頸管腺からのバルトリン氏腺液分泌 | 子宮筋層のオキシトシン感受性低下・子宮筋の収縮抑制・頸管維持作用・頸管粘液分泌抑制 |
膣への作用 | 膣粘膜細胞の増殖・角化亢進 | エストロゲンと拮抗(対立) |
卵巣への作用 | ゴナドトロピンの黄体維持の作用を増強 |
性器への作用 | 女性の第二次性徴促進・男性の第二次性徴抑制 |
糖の代謝 | 糖代謝能低下 | 糖代謝能低下 |
脂質代謝 | コレステロール低下・LDLコレステロール低下・HDLコレステロール上昇 | エストロゲンと拮抗 |
神経系への作用 | 精神機能へ作用して気分を変動させ、行動を活動的にしたり抑制的にしたりする。 | エストロゲンよりも抑うつ感や億劫感などの精神運動抑制が強く、発熱や脳波障害、知覚障害の作用が現れることもある。 |
免疫系への作用 | 免疫能促進 | 免疫能抑制 |
皮膚・毛髪への作用 | 妊娠時の色素沈着(乳頭・乳輪・外陰部)、皮膚組織の再生、発毛促進(頭髪・腋窩・恥丘) |
造腫瘍作用 | あり | なし |
女性の身体生理であるエストロゲンの分泌は、うつ病など気分障害の病理機序と関係のあるセロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリンの神経活動と関係していますので、女性ホルモン産生のバランスが崩れると、気分障害を発病する可能性が高くなります。
※引用元『総合心理相談ES DISCOVERY』様
・・・この表を見ても分かるように、ホルモンが女性の身体の他に、メンタルな部分まで関わっていることが分かります。
ホルモンバランスが崩れると、身体の他にメンタルな部分までやられてしまうんですね・・・。
けど、表を見て頂くとわかりますが、エストロゲンには『女性の二次性徴促進』とあります。成長期を過ぎても女性ホルモンを活性化させれば大きくなるのはこのせいかも知れません。
が、先にも書きましたがただ闇雲にホルモンに作用するサプリを飲んだらいい!て訳ではないと思います。
まず・・・年齢にもよると思います。
女性ホルモンは20代から30代半ば位までが一番分泌が盛んな年だそうです。
ここに、ホルモンに作用するサプリを飲んだとしたら?特にエストロゲンに強く作用するサプリを摂取して、エストロゲンが過剰状態になった場合、乳腺病や乳がん、良性の腫瘍が出来やすくなります。あと、長期間エストロゲンが過剰状態が続く場合、子宮筋腫等になる確率がかなり上がります。
20代位なら、生活自体変えるだけでもかなり違うと思います。
続きは明日に。