7/11 旅行6日目:ケベック・シティ→NY前編
この日は朝5時起床。眠いー。でもNY行きのバスが7時半発ですから…。6時半ごろ上へ行くと、Fredのお母さんが朝食を作ってくれている!やっとのご対面。ご両親は昨日帰ってこられたんだけど、なんせ私たちの帰宅が遅かったから、会わずじまいに。フレンチトーストを食べる。おばさんに別れを告げ、バス停へ向かう。運転してるFredは、かなり眠そう。今日は月曜日なので、彼はこの後仕事に行かないといけないんです。Fredにちょっとしたお土産を渡し、再会を約束。本当にありがとうね。お疲れ様でした。メルシー。バスは時間通りに出発し、11時前にモントリオールに到着。ケベック・シティからNYへのバスはないんです。だからモントリオールまで行ってから、バスを乗り換えなあかんのです。今日は一日バスに乗ってなければならない。つらいわー。NY行きのバスは11時45分発。昼食をとった後、チケットカウンターでなにやら見たことのある日本人を発見。「なんか見たことある、あの人…。」なんと、それは私が今年の春2ヶ月間バンクーバーで通っていた語学学校での元クラスメート!!びっくり!思い切って声をかけてみる。彼も一人旅の途中で、これからケベック・シティに向かうとのこと!すれ違いやん。大きなバックパックを二つ抱えてる。重そー。ケベックのあとは、ボストンやワシントン、NYへも行くらしい。でも、アメリカへは飛行機で。カナダ内でしか使えないバスパスを買ってしまったらしい。あー、だめやねー。ちゃんと調べな。6日から始まった一人旅ですが、このとき初めて日本語をしゃべる。考えたら、彼と日本語でしゃべったことなんかなかったなー。ひょんな偶然の出来事に、私はなんだかうれしくてずっとしゃべっていたかったけど、NY行きのバスの乗車が始まりそうだったので、彼とそこで別れる。もう、バンクーバーにもどったんかなー。乗車口の前の長い列を見て、一瞬立ちすくむ。黒人だらけ。アジア人なんて、ましてや若い?女一人の乗客なんて全くいない。めちゃくちゃ不安になる。さっきの彼について、ケベックに戻りたくなる。バスの運転手も黒人に。黒人=怖い人では決してありません。ずっとそう思っていたし、今でもそう思っています。でも、いざ自分がその中に入ると信じられんくらい怖かった。とりあえず、あまり後ろの席へは行かずに真ん中らへんで女の人の後ろの席を確保。こうして、長ーいNYへのバスの旅が始まりました。この日が、今回の旅行の中で最も怖い日になるんです…。