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カテゴリ:つれづれ
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2006/05/post_be6e.html
「カクトウログ」さんが、さらに他所のブログ経由でサイモン・ルッツ氏(今回のプロモーター)の公式コメントを引用しておられます。 原文はこちら(英語) http://www.simonrutzpromotions.nl/nl/l_nieuws.html?action=more&n_id=38 谷川EPが触れなかった、「契約に関わる事」という、サップの無理難題は、この試合後にフリーに転向させろというものだったそうです。長期契約期間中に、サップ側が契約を破棄すると、莫大な違約金が発生しますので、K-1側から契約を解消させたかったということでしょうか。 サップ側の思惑としては、(より高額を提示された)PRIDE、プロレス等の他団体への移籍、もしくは、格闘技からの引退を考えての行動でしょう。ただ、一度了承した試合を直前で放棄することをちらつかせて、わがままを通そうっていうのは、下手をすれば威力業務妨害。犯罪です。 これは、あくまでも、サイモン氏側の主張が100%正しく、それ以外にサップの酌量の余地が無い場合の見方です。 補足記事で、サップのギャラが安いことが記されていますが、まあ、情状酌量の余地が有るとすれば、「あまりにも不遇を囲われていた」か、「K-1もしくはプロモーターから不誠実な要求をされた」かのどっちかでしょう。万が一後者のような事実があったとしても、絶対表ざたにはできません(やったら警察より怖い人が動くでしょうから)ので、前者側の主張をサップは展開すると思われます。 谷川EPのいう弁護士同士の話あいは、 サップ側 ギャラが不当に安く、飼い殺されていた vs K-1側 不当な要求を通そうとして、興行に穴を開けた。 という形で進みそうです。これなら公表しても大丈夫! でも、気になるのは本当のところどうなんでしょう? やっぱり、私はサップが格闘技を辞めたがっていたと思ってますので、元々、長期契約中はぬるい相手とだけ試合をやって、お茶を濁して引退したかったんじゃないかなと。ところが、売り出しに積極的な谷川EPは、ヤバい相手と試合を組んでしまう。で、これではまた大怪我をしてしまうと恐れたサップは契約を解消したいけど、違約金は払えない。ってことで、敢えてK-1のメンツが掛かるような大きな試合を受け、それを(違法な)取引材料の切り札に使ったんじゃないかなって思います。これが、私の本命。サップ単独犯説です。 対抗は、サップがそこまで頭が回るのか?って考えた時に、入れ知恵をした人間がいるんではないかって事。入れ知恵をするのは、自分も儲けのおこぼれに預かろうとしてのこと。当然、サップの引退なんてことは許されません。ということで、PRIDEなり、WWEなどの資金力のある他団体への移籍話が裏で動いており、手引きをした者がいるという考え方。黒幕そそのかし説です。 K-1やプロモーターが八百長を持ちかけたと考える人も少なくないようですが、それで、試合から逃げ出すという選択肢は無いでしょう。断ってシュートをしかけたら、後でどうなるか分からないかもしれませんが、サップもK-1に対し「切り札」を手にすることになります。そんなの公表されたら、K-1のダメージは石井館長逮捕とすら比べ物にならないほど大きいものになってしまいます。そこまでして、引退していく選手に勝ちを譲らせたいほどの選手でしょうか?今のサップが。 今後の両者の対応が、ますます気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月18日 19時30分30秒
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