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変な外人の日常

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2006年08月09日
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カテゴリ:つれづれ
 さっき、台所の洗い物をしていたのですが、背の高いコップの底を洗おうとしたとき、口の一部が欠けているのに気がつかず、丁度、切れているところに指の股を押し付けてしまい、ざっくりと切れてしまいました。
 かなり深い傷で、血がボタボタち流れ落ちましたが、経験上、このくらいの傷ならほっといてもすぐに血が止まる体質なので、ほっといたら数分で本当にとまりました。昔っから、以上に傷の治りが早いんですよ。山へ入っても、登りで負った切り傷とか、たいがい帰りには塞がってます。

 で、昔、ピアノにはまりまくって、毎日8時間くらい必死に練習していた時期があったのですが、日本人としては標準的な大きさの手をしていますので、リストとか弾こうとするとどうしても無茶な大きさの和音が出てくるんですよ。上と下で10度開いてる和音で、間の音が入ってたりすると、普通に和音としては弾けないんです。私の指の長さでは。で、指の「また」を切って、指を長くする話のドラマかなんかがあった気がするのですが、それに習い、自分も切ろうかと思ってみたり。でも、そんな大きな和音が出てこない曲でも、ちっとも上手くならないわけで、そこまでしてしがみつくほど、ピアノの才能があるわけじゃないことも良く分かり、馬鹿なことをせずに済みました。
 今回、丁度、右手の小指の股をざっくり行ってしまいましたので、微妙に指が長くなった気がします。ピアノはもう弾きませんけど。


 リストって小指の長さが14cmもあったって話があるそうです。最大で12度の和音を押さえられたといわれてます。だからって、自分しか弾けないような曲を書くのは止めてほしいものです。で、リストって知名度的には微妙な作曲家みたいですね。ちょっとピアノを知ってる人で、すっごい難しい曲の人って感じでしょうか。「愛の夢 第3番」みたいな中級者でも弾ける有名な曲も書いてるんですけど、「超絶技巧練習曲」イメージが強いというか、でも、あんまり聴いてる人がいない曲でもあるかなって。超絶技巧練習曲の第4番は一度聴いてみてください。聴くからに難しげな曲で、短調ながら非常に情熱的な曲です。実際、超絶技巧練習曲は12曲から成っていますが、もっと難しい曲はありますが、インパクトではこの4番「マゼッパ」にかなう曲はない、シンボリックな曲です。交響詩にもマゼッパという曲があり、リストにとっては思い入れのある題材なのでしょう。小学校とかの音楽の授業では、リストは「交響詩の父」って習うはずです。

 あと、編曲者として異常な技術の高さを持っており、シューマンの歌曲をピアノ曲に編曲したり、ベートーベンの交響曲を全曲、ピアノ曲に編曲したりといった、変わった曲を随分と書いています。ショパンに言わせると、「天才ではなく職人」との事。1810年にショパン、シューマン。1811年にリストと、ロマン派を代表するピアノの名手が同時期に生まれており、互いにライバルとして、認め合ったり、批判したりしあっていたようです。シューマンはショパンのバラード第1番(これもすばらしい名曲です)を、「ショパンらしさは無いが、稀代の名曲」として称えており、これに答える形で、バラードの第2番はシューマンにささげられたのですが、こちらはお気に召さなかったようです。

 リストは始め、ピアニストとして名を挙げ、特にベートーベンのソナタの弾き手として高名だったそうです。それに対し、ショパンは聴衆の前でピアノを弾くことが出来ないと言うナイーブな人物で、演奏会などは行っていませんが、腕前は確かだったと言われています。まあ、じゃなければあんな曲は書けないでしょうし。シューマンは、ピアノの練習器具を自作し、無茶なトレーニングを積んだせいで指の腱を痛め、作品の発表はもっぱら奥さんのクララに任せていたというのは有名ですね。当時のピアニストの最高峰が、リストとクララシューマンとも言われてます。
 ショパンは元々体が弱く39歳で他界。シューマンは40を過ぎた頃に発狂。44歳で他界しています。才能ある音楽家は若くに夭逝すると言われる例に違いませんでした。一方、彼らに才能を認められなかったリストは75歳と当時としては長命で、多くの弟子を育て、沢山の作品を残しています。

 あれ、私の怪我の話はどこに行ったんでしょう?





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最終更新日  2006年08月09日 20時39分51秒
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