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( テモちゃんとニャンちゃんの休日 2016年02月07日 あきてもさんのブログ より) +籠城継続の2022 前回・前々回の記事は地味に加筆訂正します。 大藪作品『傭兵たちの挽歌』カテゴリー本編2周目が終わってしまった。 大藪春彦さんの御関係者の皆様、出版社の方々には 無断転載を御捨て置き下さり心より感謝を申し上げます。 さて本日6日未明、駿河屋さん ( https://www.suruga-ya.jp )にて ロシアンブルー(あきてもさんちのニャンちゃんと同種と思われる)の本を カートに入れて他商品を物色していると、 朽ちダグラム ヴィネット 「太陽の牙ダグラム」 HJメカニクス08付録 という商品を見つけてしまった。 (画像は駿河屋さんのサイトからお借りしています) この形状こそ、かつて当ブログでやりたかったものだった! 拙宅にもパテとプラ板で作ったバラバラの未完成状態のものがあるだよね。 テモちゃんの羊毛フィギャアを あきてもさんちへ送り出した暁には、 当ブログでも燃え尽きるダグラムを作りきりたいと思っている (できれば 1/72 だけでなく 1/48 サイズでも・・・・・・)。 今後の抱負であるが、そろそろ半引退状態に移行しよう。 トリリオネアやミリオネアどころか、明後日そんな先のこともわからないが、 やれ「二極化の時代」だの「2022年はこう変わる」だの、 泡沫インフルエンサーが手を変え品を変えうるさいだけなので じりじりと後退しつつネットの喧騒から距離を置く作戦だ。 古今東西の哲学書を読むと、大切なものは〝金〟より〝時間〟であるらしい (生徒の時間を〝拘束〟している学校ではこの手の話題を避けて通る)。 古代中国の神仙術による不老不死は「生の無限延長」が目的なのは明らかだ。 ましてや、不老でも不死でもない普通の人間には、 重要でないことに時間かけている余裕は到底ないのである。 だいたい拝金教や金力〔マモン Mammon 〕信仰は布教者が肥え太っただけで終わる。 利益再優先の人の群れも〝貪欲に偏った集団〟として存在する意義はあるだろう。 巷のエコノミック・アニマル(アニモー)向けの自己啓発書には ほぼ金と効率のことばかり書かれているが、くだらない目標設定こそが命取りなのだ。 令和の一般民が〝ニワカ分限〟に成り上がる方法は、 昭和〜平成期と誤差程度しか変わっていなくて、 アメリカのクライムサスペンス・ドラマを見ていればその方法は明示されている。 勿論まっとうな商取引もあるのだが、 昭和なら怪しいクチコミ情報だった類の違法行為や脱法詐欺が 平成中期以降はネットでも流布される状況に変わったのだ。 「金持ち父さん」のロバート・キヨサキはインサイダー取り引きを勧めていたし、 日本の某IT実業家の証券取引法違反は、 政財界の年寄り連中のご機嫌取りをして適当に賄賂を摑ませておいたら 立件されなかったはずだ(〝人たらしの術〟は大事だね)。 いわゆる投資詐欺もうまく資金が回転している初期に儲けた人はいるだろう。 法律ギリギリ、あるいは脱法行為が儲かるというのは間違いない。 いづれも図々しい人、ぬけぬけと嘘を吐いて平気な人々の稼ぎ口であって、 枕を高くして寝たい普通の感覚の人は手を出さないほうがよい。 よいコネクションを作って正当な対価を得られる人は時運に恵まれているのだ。 ハッ!欲をかいてとんだことに無駄な時間を使ってしまったな! ここで蛇足をひとつ、 熊沢蕃山さんの『集義和書』巻第十議論十三 177 に、 一、朋友問う。人のにくむ者は命ながく、人のおしむ者は命みじかきことは、何ぞや。 曰く。よき人にはあかざる故に、長命なる者あれ共しらず、たまたま短命なる人あればおしく思へり。あしき者はあく故に、短命なる者あれどもしらず、たまたま長命なればうとみて心にかかる也。又好人は神気〔しんき〕霊〔れい〕なり。霊なる人は病者にも成りやすく、命みぢかき理もあり。霊草名木の植がたきがごとし。悪人は神気〔しんき〕不霊〔ふれい〕なり。不霊なる者は無病にもあり、命ながき理もあり。名もなき雑木野草はすゝても生長しやすし。質〔しつ〕しぶときが故なり。悪をなせども、いまだ悪人の地位に入〔いり〕はまらずしてなせば、名も立〔たち〕やすく、身も亡〔ほろび〕やすし。悪人の地位に入きて、みづからも恥〔はぢ〕ざる者は、大方の悪行ありても人しらず。公儀の大法をだにをかさゞれば〔犯さざれば〕、乱行のみにても一生をくる(送る)もの也。如レ此〔かくのごとき〕者には神罰もをそし(遅し)。利根なる人には神罰もはやし。内〔うち〕虚〔きょ〕なるものはひびきはやくて、鳴〔なる〕ことすみやか也。内みてる者はたたきてもひゞかざるがあごとし。吉凶の応も亦かくのごとし。 とある。 むかしから善人が幸運に恵まれ、極悪人が不幸に遭うわけではない。 必ずしも、当人の思考や言動と同じものや出来事を引き寄せたり、 環境を構築するとは限らないのである。 世界の貧困層や貧困街では善人も悪人も 同じ極貧の坩堝〔るつぼ〕の中で暮らしているのである。 アメリカや日本は不景気になったとはいえ、 物は市中に溢れかえり、金銭は飛交い、贅沢三昧の暮らしと言って過言ではあるまい。 にもかかわらず、「もっともっと」「富裕層、富裕層」と 日々金品を追い求める人々はさもしく、かつ驕り昂ぶっているようにも見える。 現代日本の拝金教の各人たちがどのような結末を迎えるかは、 しばらく様子を見ると書いたので当事者をどうこういうつもりはない。 ただ、『〜〜の法則』を見聞きして、傷ついている人たちには、 あんなものは恣意的な〝迷信〟や〝虚構〟であり、 恵まれた環境にありながらさらなる贅沢を求める者を捕らえる罠だと言っておきたい。
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2022年02月18日 01時26分12秒
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