【自己育成の楽しみ方】
【自己育成の楽しみ方】 人を育てるのは難しいことですが、自分で自分を育てていくというのはなおさ ら大変なことだと思います。 それは学校での教育のように、教える人と教わる人の立場がはっきりしてない から、という理由もあるでしょう。 しかし、ある程度の年齢になると、他人から一方的に教わるだけでは成長にも 限界があります。 ただ、自分を育てようと思わなくても社会生活を行い、どうにか生きていくこ とはできます。 ここが人生のおもしろいところかもしれません。 世の中には、会社勤めであれ事業で成功した人であれ、生きがいを感じながら 生きている人は自己育成、自己鍛錬を行っているものです。 自分を育てていくことに喜びを感じるためにはいくつかのコツがあります。 一つは、「私にもできる」という自信を持つことです。 逆説的には、自信のあることを見つけて、取り組んでいけばよいのです。 つまり、自信を持つということは、難しいことではありません。 また、誰かから「もっと自信を持て!」と言われると、よけいに自信をなくす こともあります。 そう言われないためには、自分が自信を持てることから取り組み始めて、そこ から広げていけばいいのです。 自信が生まれれば、自分が力をつけて成長することが楽しくなってきます。 思想家、ジョセフ・マーフィーが述べています。 まず、自分のことを誇れる存在になりなさい。 そうすれば、あなたは自分の望みをかなえることができるでしょう。 それが、自信ということです。 さらに、哲学者のエマーソンも言いました。 自信は成功の第一の秘訣です。 このように、自信を持つ、持たない、は心の問題です。 自信を持つには、人生は楽しいものだという心の持ち方が大切です。 もう一つは、言葉の使い方です。 自信があれば、すべてうまくいくかというと、そうではありません。 思い通りにならないこともたくさん起きてきます。 そんなときは、否定的な意味の言葉より肯定的な言葉で自分に語りかけるクセ を持つことが大切です。 たとえば、何かで失敗したときも、 「やるだけのことはやったのだから、次はもっと頑張ろう」と思うことです。 もちろん、失敗の理由を分析することも必要ですが、それ以上に大切なのは、 「だから、私はダメなんだ」「どうして私はできないんだ」という内なる言葉 に負けないようにするべきです。 自分に話しかける言葉が、前向きなほどエネルギーは生まれやすくなります。 言葉の力には絶大な力があることを認識しておきましょう。 (by ハートリンクス)