Flatのガンプラ製作日記

2024/09/01(日)00:08

【書籍感想】院内刑事

本の感想(655)

書籍の感想です。 今回は「院内刑事」です。 ​ 【中古】 院内刑事 講談社+α文庫/濱嘉之(著者)​ 元公安だった広瀬が病院のセキュリティアドバイザー として活躍するお話です。 面白かったです。 政治の話とか難しいところもあるのですが、そこは 雰囲気だけで読み進めても問題なく、読ませる力が すごいです。 あっという間に読み終えちゃいました。 広瀬は公安の情報マンとしてどのようにすれは 情報を集めることができるか熟知した情報の スペシャリストです。 情報量もすごいですが、それを支える人脈も凄い。 元公安なので、警察関係に強いのは当然として 政治家の偉い人にパイプがあり、さらに財界とも 関係を築いています。 そして病院にヤクザが患者として運び込まれる こともあり、その見舞客が迷惑な場合もあります。 そんな時にはヤクザの偉い方との関係を使って 黙らせることもあります。 まさに清濁併せ持つという感じですが、それを 悪いこと、私利私欲には使わないのが良い感じ ですねー 現職大臣が毒を盛られたらしいということから その調査をするという大きな流れがあり、 その間で院内で起こる問題にも対応していく様は カコイイです。 広瀬の元後輩である彼は今後も活躍するんです かね。こちらも楽しみです。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る