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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:良質な生活
一昨日は京都の大文字。 大好きな京都の夏の風物詩をテレビの生中継で味わいながら、お盆とご先祖様に思いを馳せる時間を過ごしました。 亡き祖父母や飼っていた犬等など、鬼籍に入ってしまった方々に思いを寄せて過ごす時間は、自分のこれまでの人生を振り返るときでもありました。 そして、昨日はお盆最後の行事である、母方の実家のお墓参り。 私達家族と実家の母と共に、福岡の某所にあるお寺までドライブです。 親子三世代でお墓の掃除やお寺へのお参りをする事は、亡き祖母が生きていた子供の頃から続けてきたこと。お掃除の手順、お参りの仕方、お位牌の事などなど、一つ一つこなしていくことが、きっと我が子の心に刻まれていくはず。理屈ぬきで「命の繋がり」を理解して欲しいと思い、妊娠中から続けてきたこと。 夫の両親のそれぞれのご先祖様、私の両親のそれぞれのご先祖様に、今生にある家族の事をご報告して、お盆の行事が終了です。 子供は夏が一番伸びる時だそうですが、それは成長の度合いこそ違っても大人も同じ事。植物も今が成長の時ですものね。その夏に「心の宝物」を積む経験は、きっと家族みんなに何かを残せるはず。 暑い夏の思い出を心の日記に刻みこむように、一つ一つを丁寧に暮らして行きたいと思う今日この頃です。 さて、昨日の夜の心の安定剤は・・・・・。 imagining(心に描く) 私の仕事は、この力に随分お世話になっている。仕事にとりかかって、あれこれと具体的なスケジュールが決まったら、さて、どのようなイメージにしたいか?イマジニング。 心に描くことが出来たなら、仕事の八割は乗り越えたようなもの。心に描く事で、それまで漠然としていた不安や恐怖が消え去る。 心に描くという事は、漠然としたものがだんだん姿を現わす瞬間だ。その姿をさらに部分的に追いかけて、形を認識しようと集中する。 イマジニングはとても重要な作業だ。不確かなものを確かなものにしていくプロセスだから。コーヒーカップ一つのスナップショットでさえ、普段イマジニングする人と、イマジニングしない人では、全く違った写真になる。技術の問題ではなく、そこに描かれている世界観といったら大袈裟かな?つまりその人の境地の問題。 だから、心に描けないものを作っちゃイケない。心に描けないものを持っちゃイケない。心に描けないものを作ったり持ったりすると、何でも平気な人になってしまう。何でも平気な人は、イマジニングしようとしても一点しか見えない。一点をいくら見つめても、点が線になて面になって立体になってシルエットになる事はない。 物事を関連付けて見る事ができないから。点と点を結びつけることさえできないんだもの。 自分の未来を心に描く。住みたい部屋を心に描く。料理の出来上がりを心に描く。その味を心に描く。家族や友達の事を心に描く。弱い立場の人や動物や自然を心に描く。 (「GOOD LOOKING LIFE」津田晴美 著 より) imagining・・・・。 とても素敵な行動です。そして、とても大事な行動です。 これができなければ、恐らくは人とは言えない行動です。 私が人としているために、imaginingを鍛えなくては。 点を線に、線を面に、面をシルエットに、シルエットを形に、そしてそれを実現できるように・・・・。 私の想像力をシッカリ鍛えなくっちゃ! さぁ、魔女の絨毯・・・・。模様のイメージできてきた? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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