小抽斗
先日実家の掃除を手伝っていたら、物置から10段ほど抽斗がある小抽斗が出てきました。これは亡くなった祖父が使っていた古ーい物で、塗装もあちこち剥げているのですが、そこはやっぱり古道具。杉の板で造られており、時を経てもしっかりとしています。実家でも物置の隅で忘れ去られているくらいの物だったので、さっそく我が家にお引越し。お掃除すると運が向いてくるっていうけれど、本当だなと実感しております。で、しっかり自分で磨き上げ・・・。はて、何をしまおうか・・・・?チョットの間、考えて・・・・。と閃いたのは、私の『お付き合い宝箱』にしましょう。まずは、お気に入りの裏具さんの吉帖。http://uragu.com/sonota/index2.htmlとっても好きな文具屋さんのもので、名前もまた良いでしょ?そして、最近凝っている折形の本。半紙で折る折形歳時記もちろん、和紙の半紙も入れなきゃね。封筒や便箋は、お誕生日に頂いた万年筆を愛用するようになってから、和紙の書きごこちがお気に入り。洋紙だとインクの感じが今ひとつなのです。もちろん、墨で書くときにもね・・・。今まで使っていた、洋紙の普通の便箋や封筒は、絵柄やデザインがなんだか子供じみてきて、自分の感性に合わなくなってしまいました。そこで、思いきって使いたい物だけを残して処分・・・。だけど、和紙の便箋や封筒で、気に入った物ってお高いのです。裏具さんの物も、良い物だけどお値段がね・・・・、手紙好きには使うのに躊躇してしまうことも・・・・。で、困っていたときに出遭った、雪月花さんの和紙小物。雪月花さんお手製の素敵な和紙の品々を見て、自分で造ることができる物は自分で作ってみよう!と思い立ちました。その後、またまた素敵な出逢いを頂いた、地元の九甘堂さん。http://nodomi.ocnk.net/ここで、和紙を使った小物類を教えていただいて・・・・。ますますやる気になっております。和紙でも半紙だったら、一箱で1000枚ほど入っているし。お値段もお手ごろ。機械漉半紙 あさぎりこれだと心置きなく使えます。便箋と封筒はこれで作って・・・・。スタンプや印でアレンジを楽しんで・・・。あとは、水引や大礼紙・・・・。~新アイテム~OA用和紙お試しセット大礼紙アソートそれから懐紙も必要ね。一筆箋代わりに使いましょう。祝儀不祝儀の袋も、手作りにして・・・・。文香用に、お香も入れておこう。手紙を開封したら、私ブレンドが薫なんて。大宮人みたいでしょ?お手紙の一通一通、お付き合いの一こま一こまが、光り輝くようです。こうやって、自分の手から生み出される自分ブランドの数々。小さな物にも愛しさが溢れてきそうです。手先、指先を使うお仕事がこんなにも心和む物だとは・・・・。さ、まずはぽち袋から造って見る事にしようかな?