カテゴリ:バレエ&ダンス&観劇生活
2009年も残り2日、明日から帰省するし
12月に観た公演を年内に書いといて、日記の書き納めにしておこう(^^ゞ 12/9(水) マリインスキー・バレエ「イワンと仔馬」 面白かったです~ ロブーヒン@イワンの天然っぷりとか、イワーノフ@皇帝のオバカさんぷり バイムラードフ@侍従の小悪党っぷりがツボりました 恵まれた環境で退屈そうにしていたテリョーシキナ@姫君が イワンを好きになって楽しそうに踊るのも品があって可愛らしかったし 仔馬@ペトロフもキュートでした。 コンダウーロワ@雌馬&海の女王はオトナな美人でしたね~ そして、いつものバレエ公演で聴かされるヘナチョコ演奏とは段違いに オーケストラが良かった~~やっぱり劇場付のオケは良いっ! 演奏者もノリノリで、終演後足を踏み鳴らして舞台を賞賛したのも楽しかったな~ ま、続けて何度でも観たい舞台ではありませんが 間を置いて違うキャストで観られたらしいと思います~(^^) 主なキャスト 姫君:ヴィクトリア・テリョーシキナ,イワン:ミハイル・ロブーヒン 仔馬:イリヤ・ペトロフ,侍従:イスロム・バイムラードフ 皇帝:アンドレイ・イワーノフ,父親:ロマン・スクリプキン 雌馬/海の女王:エカテリーナ・コンダウーロワ 音楽:ロジオン・シチェドリン 振付:アレクセイ・ラトマンスキー 12/11(金) マリインスキー・バレエ「オールスター・ガラ」 「シェエラザード」 ゾベイダ:ディアナ・ヴィシニョーワ 黄金の奴隷:イーゴリ・コールプ シャリヤール王:ウラジーミル・ポノマリョーフ 王の弟:カレン・ヨアンニシアン,宦官長:ロマン・スクリプキン オダリスク:アナスタシア・ペトゥシコーワ,エフゲーニヤ・ドルマトーワ,リュー・チヨン う~む、せっかくのリムスキー・コルサコフなのに前奏曲の演奏が・・・ どおして劇場付のオーケストラが帰っちゃったんだよぉぉと(涙) ヴィシニョーワ@ゾベイダは"お后様"と言うよりは"ご愛妾"で妖艶 ポノマリョーフ@シャリヤール王はそのゾベイダにメロメロ(^^; で、コールプ@黄金の奴隷は眼光鋭くてエラソーで奴隷にゃ~見えないぞ~とか(笑) なかなか興味深い「シェラザード」でありました。 「シンデレラ」第2幕のPDD (振付:アレクセイ・ラトマンスキー) エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&ミハイル・ロブーヒン オブラスツォーワが可愛い~シンデレラにぴったり(^^) ロブーヒンもなかなか王子様でした(ま、このVr.は姫と王子ではなさそうですが・・) 「ロミオとジュリエット」バルコニーの場面 (振付:レオニード・ラヴロフスキー) ヴィクトリア・テリョーシキナ&エフゲニー・イワンチェンコ えっと・・上手いんですけど、髪型が似合わなくってジュリエットには見えなかった(-_-;) イワンチェンコもな~もうちょっと若々しい感じがあるよ良かったんだけどね。。 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 アリーナ・ソーモワ&レオニード・サラファーノフ 恐れていたほど荒っぽさはなかったけど>ソーモワ こんなに音楽性に欠けるチャイパドを見させらるのは悲劇としか(ーー;) 楽しいそうに軽々と踊るサラファーノフは良かった。 「瀕死の白鳥」 ディアナ・ヴィシニョーワ 今まで見てきた瀕死は"悄然と死にゆく白鳥"がほとんどなのですが ヴィシニョーワのは"死にたくないのに死ななければならない生に固執する白鳥"で これはコレで有りかなぁと(ただしヴィシニョーワだからこそOKとも言えるか?) 「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」 ウリヤーナ・ロパートキナ&イーゴリ・コールプ あの優雅でしとやかなオデットを踊ったロパートキナがっ!! こんなにコミカルに踊っちゃうとは! コールプもコミカルが似合っちゃうのね~もう爆笑でした。 最後のカーテンコールまで赤いハンドバックを離さなかったな~>ロパートキナ(笑) 「海賊」組曲 華やぎの国~メドーラのヴァリエーション~オダリスク~パ・ダクション~コーダ メドーラ:ヴィクトリア・テリョーシキナ,コンラッド:ダニーラ・コルスンツェフ アリ:ウラジーミル・シクリャローフ,ギュリナーラ:エフゲーニヤ・オブラスツォーワ オダリスク:マリーヤ・シリンキナ,ヤナ・セーリナ,エリザヴェータ・チェプラソワ も、テリョーシキナはどうどうたるマリインスキーのプリマですな~と感嘆 海賊の首領なのに、そんなにニコヤカで良いのか?>コフスンツェフ シクリャローフもずいぶん上手くなったなぁ(まだまだ修行して欲しいけどね(^^ゞ) オブラスツォーワはやっぱり可愛らしいな~ "組曲"ですが、コールド付でラストに相応しい華やかさでした。 カーテンコールも紙ふぶきがどっさり(^^) 終わったら内側から歓声も聞こえてきて、来日公演最終日らしくって良かったわ~ 12/21(月) 19:00 「くるみ割り人形」 新国立オペラ劇場 なんて珍妙な・・・ってのが最初に来ましたね(-_-;) 1,2幕は普通の「くるみ」のようにドイツの家庭なんだから プロローグとエピローグに現代の新宿を持って来るなんて・・中途半端で不要! ドロッセルマイヤーも出放題ってゆーか・・・ 何故クララにスリッパを渡すのがドロッセルマイヤー?とか思ったように 演出や振付は△※□×でしたが・・衣装と美術は概ね良かったかと でもね~悪いネズミが何故か海賊風だったり、トロルが??だったり 2幕のディベルティスマン、アラビアがなんちゃってエジプトだったり 中国も振袖?どじょうひげ?なんちゃって中国だったりするのはイタダケなかった・・ 雪の王国や花のワルツなどコールドはさすがにキレイでしたね~ 主なキャスト 金平糖の精:川村真樹、王子:芳賀望、クララ:井倉真未、ドロッセルマイヤー:冨川祐樹 雪の女王:西川貴子、シュタリバウム夫妻:楠元郁子,逸見智彦、フリッツ:高橋一輝 ハレーキン:G.バリノフ、コロンビーヌ:高橋有里、トロル:八幡顕光 ねずみの王様:小笠原一真、くるみ割り人形:八幡顕光 スペイン:湯川麻美子,高木裕次 アラビア:厚木三杏,輪島拓也,今井奈穂,大湊由美,中田実里,原田有希 中国:長田佳世,吉本泰久、トレパック:G.バリノフ,八幡顕光,福田圭吾 葦笛の精:さいとう美帆,小野絢子,細田千晶 花のワルツ:遠藤睦子,丸尾孝子,堀口純,寺島まゆみ,陳 秀介,福岡雄大,M.トレウバレフ,江本拓 ってなコトで?2009年のバレエ納めは珍妙な作品に当たってしまいましたが(苦笑) 1月のマラーホフ版「眠れる森の美女」でバレエ始めをしてから 一度観たいと切望してたノイマイヤー版「椿姫」ハンブルク・バレエも観られたし マリインスキー・バレエでのロパートキナ「白鳥の湖」もまた観られたし 歌舞伎とかオーケストラも入れると、40公演以上のチケットを取ってました。 その内、体調不良で観られなかった&途中退場した2公演がありますが(T_T)今年もよく観ました♪ 来年は体調管理に気をつけて、全公演を楽しみたいぞ~ と来年の目標をあげて、2009年の日記書き納めにしたいと思います(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月29日 13時56分41秒
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