2009年5月までに始まるとされている裁判員制度。まともな議論もなされず、数々の危険をはらむ制度が強行される理由は何もない。本書では、恐怖の悪法を徹底解剖。長く判事を務めた著者が警鐘を鳴らす。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
元判事の大学教授が「赤紙」から逃れる方法を伝授。恐怖の悪法を徹底解剖。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 裁判員制度とはどのようなものか/第2章 裁判員制度はどのようにしてできたのか/第3章 無用な制度―誰も求めていないのに/第4章 違法な制度―憲法軽視の恐怖/第5章 粗雑な制度―粗雑司法の発想/第6章 不安な制度―真相究明は不可能に/第7章 過酷な制度―犯罪被害者へのダブルパンチ/第8章 迷惑な制度―裁判員になるとこんな目に遭う!/第9章 この「現代の赤紙」から逃れるには―国民の立場から/終章 いま、本当に考えるべきこと
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
西野喜一(ニシノキイチ)
1949年福井市生まれ。東京大学法学部卒業、ミシガン大学ロースクール修士課程修了。博士(法学)(名古屋大学)。東京地方裁判所判事補、新潟地方裁判所判事などを経て、新潟大学大学院実務法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
裁判員制度の正体
本体価格 720円 (税込 756 円)