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どうも「生きるか死ぬか」ということが最近の自分のテーマとなっているようだ。しかし、自分は人生に悲観して死を選ぼうかなどということは全く考えていない。むしろ、「いかによりよく生きるか」ということを考えている。となるとどうしても「死」ということを考えざるを得ないのだ。
さて、人間が死ぬ、その死に方は自殺をしない限り自分で選ぶことはできない。いつ、どこで、どの様に・・・それは全く分からないのだ。この瞬間に大地震が起きる、核ミサイルが落ちてくる、凶悪犯人が家に包丁を持って飛び込んでくる、等々全く可能性がないとはいえないし、病気で死ぬにしてもどんな病気にいつかかるかということも全く分からない。とするとどう考えるか。とっさの事態に「ああ俺、こんなところでこんな死に方をしたくないのに」と思いながら死んでいくのは口惜しいものではないか。むしろハッキリ絶対に避けられないこととして見つめ「いつでも来い」という心構えではなかろうか。 昔の武士は「死」を常に見据え続けた。切腹が最高の死に方とされ、それが大きな名誉だったのである。そのまま丸ごと見習い応用すべき価値観ではないとは思うが、その中に含まれたエッセンスには意義深いものがあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.05.21 11:09:23
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