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林沖より@ Re:ブルース・リー(09/23) S君、情報ありがとう。 昔も今もブルース…
 S君                           _@ ブルース・リー 太極拳とは関係ない話かもしれませんがブ…
林沖@ Re:7/16 今日の稽古日誌(07/09) N師範、お疲れ様でした。 Oさんも、これを…
N師範です。@ 7/16 今日の稽古日誌 今日のお寺は雨。今日はメンバーはOさん…
I師範より@ Re:5月14日の稽古日誌(05/07) N師範、お疲れ様でした。 おかげさまで、…
                         
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西忍寺正面



唐獅子


私の通う武術の道場は、田園風景のひろがる山あいの静かなお寺です。 毎週一回の稽古ですが、気持ちのよい汗を流させていただいております。 豊かな自然、広々とした田畑、美しい山川、澄んだ空気・・・そんな中で稽古をしていると身も心も癒され、ストレスも洗い流されていくような思いがします。 日々の生活に追われ、辛いこと、いやなことなどが積み重なって疲れ果てても、またあのお寺で、あの澄みきった空気の中で稽古するんだと思うと、また活力がよみがえってきます。 お寺の名前は、西忍寺。 300年続く浄土真宗のお寺です。 私の師匠は、そこのご住職です。 全日本中国拳法連盟の佐藤金兵衛会長から10年にわたって武術を学び、その全てを伝授されました。 外柔内剛という言葉どおりのお人柄で、いつも穏やかな春風が吹いているような、そんな感じのする師匠です。 しかし、一方では、某商社の営業部の顧問として陣頭指揮をとり、営業の第一線で活躍されておられるバリバリのビジネスマンでもあります。 いつも私たち門下生の悩みをきいていただき、様々な相談にものっていただいて、武術の師匠というよりは、人生の師匠といったほうがいいのかもしれません。 もちろん、武術のほうは、我々が10年、20年稽古したぐらいでは、真似できないような技術を持っておられます。 そのお人柄のように、技をかけられるとうららかな春風に身体を包まれたような感じがして、次の瞬間には絶体絶命の状態にさせられてしまう。 私は30年近く学び、様々な技を習得し、そこそこは使えるようになったと自負しておりますが、それでも、師匠のあの、うららかな春風を吹かせることができずにいます。 このブログは、尊敬する師匠のお寺のことを紹介したり、稽古していくうえでいろいろ学んだこと考えたことなどを書いていくものです。
2017.10.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「何事もバランスが大事・・・・・。」
よく言われる言葉ですが、私にはピンとこなかった。
バランスっていうことは、何事もほどほどに・・・・ということで、なんとなく
平凡でつまらない言葉だと思っていた。

もっと仕事を頑張って、もっとお金を稼いで、出世して情熱的に生きていたい。
もっと武術を頑張って、達人になって、人々に素晴らしいアドバイスをして、
尊敬されて生きていきたい。

しかし、そんな人って、だいたい家庭が崩壊していたり、あるいは家族をほったらかし
にしていたりする。
あるいは、家庭を持てなかったり、離婚していたりする。

よくよく考えてみれば、そんな人たちを尊敬できるだろうか?
そんな人たちになりたいだろうか?

そういう人たちは、やがて人生でいきづまる。
名声は、世間のやっかみを買い、悪名となる。
売れっ子は、いっときブレイクして、飽きられて見捨てられてしまう。
達人は、実力の有無を推測されて、ついには、おもしろおかしくお宅達の誹謗中傷を受ける。
宗教家は、スキャンダルをあばかれて、マスコミの餌食となる。

いづれにしても、一時の夢を見せられて、一気に地獄におとされる。

そういった世情を見るにつけて、一途に頑張り名声を得ることは、よいことではあるが、見方を変えれば、バランスを崩して人生の流れを止めてしまうことでもある。

そういうことを見るにつけ、私は改めて「何事もバランスが大事・・・・」といった言葉を噛みしめる。
なんでもほどほどにやること。
仕事も家庭も、趣味も人間関係も、ほどほどに、ほどほどのレベルを保つこと。

一途に頑張って成果を出すことは、けして悪いことではない。
しかし、他のことが疎かになってしまう。
そうすると、やがて生き抜いていく力がストップしてしまう。

人生は、その場限りのものではなく、寿命が尽きるまで続いていくもの。
そして、人生をまっとうしたとき、初めて本当の評価が下される。

一時の頑張り、一時の成果を出し、その先は力尽きて無為の人生を送るのか。
人生全体のバランスを取りながら、生涯において、成果を積み上げていくのか。
どちらの人生が、充実した人生、悔いのない人生なのか?

だれの人生もかけがのない大切なものであり、どんな生き方も否定されるものではないと
思うが、55歳の今、私は「もっとバランスのいい人生を送ればよかった」と後悔しているのである。

武術に狂って、がむしゃらに稽古してきた若かりしころ・・・。
実は、武術はいつでも私に教えようとしていた。

「人生バランスが大切だ。」

私は、武術に熱中し、いろんなことを学んできたが、肝心なことを学べていなかった。
太極拳も八卦掌も形意拳も柔術も陰陽のバランスの重要性を教えていた。

しかし、私には、それが人生の教えであると気がつかなかった。

武術にのめり込み、夢中になることは、武術の教えに反することであると気が付かなかった。

昔から師匠は私達門人にこう言っていた。
「君たち、用事があったら遠慮なく稽古を休みなさい。生活が一番、武術はその次でいい。」

正直、私の心には入ってこなかった。

しかし、55歳になってやっと気がついた。
これこそが、武術の極意であると・・・・。






Last updated  2017.10.07 20:47:17
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