|
カテゴリ:カテゴリ未分類
立秋も過ぎたのに、猛暑が名残を惜しむかの様に最後のエネルギーを放出しているようです。
ゲリラ豪雨に不意打ちされた地方、地震で大きな被害を蒙った地方が各地にあり渦中にある方には併せてお見舞いいたします。 旧盆の中日8・15は「終戦の日」(終戦の宣言が発せられた記念日)です。また、敗戦記念日とも呼ばれてきた。 戦争の悪夢から開放された日でもある。 戦火の中で被爆されたり、罹災・被災されたり、強制疎開されたりして、苦い想を抱かれているものも高齢化し、少なくなりつつあります。 若い頃は、お盆より、お盆休みを利用して山登りやレジャーに出かけ英気を養ったものでした。 高度成長の波に乗って交通のインフラが山野にも広がり、ハイヒールのまま山頂近くまで登ってくる観光客が目立ち始め不快感を覚えたこともあります。 最近は、山は中高年のパーティー(女性が多い)に占められ、若者は少子化のせいか群れを作らず目立たない存在になっている。 山のインフラが充実つとともに登山者が増え、自然が破壊される。 かって自由に歩けた登山路には木道が敷かれ、これから一歩でも踏み出すと山岳監視員から目玉を食らう。 山が面白くなくなった。 歳のせいで、負け惜しみを言っている訳ではないが。 ところで、お盆は祝日になっていないので、官公庁や銀行などは休んでいない、一般庶民は墓参りで里帰りするため、工場を止めるなど民間の慣わしとして休暇になる。 長い歴史の中で定着したようです。 終戦日が旧盆の中日に偶然に重なったことは、それなりに時機を得たものに思えます。 負けてはじめて戦争の虚しさを知りえた。 それを反芻するのに旧盆は格好の日です。 平和を維持することには、大変な忍従と努力が必要です。 絶対守るという決意の裏に敗戦に至った苦い経験がある日本もそれを体験し、じかに見聞きしたものが歳とともに減少し、戦争を知らない若者が多数を占めてきた。 いつか来た道に迷い込まないよう、これを教訓として伝承して行くように官民の枠を超えた社会環境を作ることが大切です。 国敗れて山河あり。 山紫水明の自然環境や三世代が声の聞こえる範囲で生活できる環境は過去のものになりつつありますが、ちょっと前までは田舎の一般的風景であった。 この環境は不便な面もありますが教育環境や人間性にとって望ましく個性豊かな人材の輩出の源になる可能性がある。 田舎を疲弊させることは、狭い国土をより狭くする結果になる。 効率化一点張りでは、過疎、過密を冗長させるだけで、全体の生活環境を劣化させ、世界の後塵を拝することに成りかねない。 1945年7月19日の福井空襲、1948年6月に発生し気象庁が震度7を設定するきっかけとなった福井地震、9月九頭竜川堤防決壊の短期間3度にわたり当時の市のほぼ全域が受けた壊滅的被害から復興し、不死鳥のまちを宣言している。 思い出したくないこと、しかし忘れられないこと。 8月15日~お盆と終戦記念~海と山~ 海外での終戦の日 アメリカでは、対日戦勝記念日 (Victory over Japan Day|V-J Day) カナダでは、V-J Day イギリスでは、一般に8月15日をV-J Dayとしている。 旧ソ連では旧ソ連の対日戦勝記念日を9月3日である。 中国でも、旧ソ連と同じ、9月3日を抗日戦争勝利の日としている。日本の終戦記念日である8月15日を対日戦勝の日とすることもある。 台湾では、抗日戦争勝利にちなみ、9月3日を軍人節としている。 韓国では8月15日を光復節と称して、日本の植民地支配からの解放を祝う日となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
小野田さんのように、南の島のジャングル奥深くで今でも戦争を続けている日本兵がいるかも知れません。
その意味から考えれば、戦争が本当に終わったとは言えませんね。 (Aug 20, 2009 12:19:34 PM) |