子どもクッキング
先月は、お兄ちゃんの体育祭で休ませていただいた「子どもクッキング」、今月はレシピ・資料とも担当です。今回は大きな問題が…わたしも今回サポートしてくださる栄養士さんも、当日の会場から片道1時間半の遠距離なのです。この暑い中、電車を乗り継いでいくので、材料の持ち込みはあきらめて、当日近くのデパートで購入することにしていました。朝9時半に会場が開き、鍵を開けたり、道具を出したり、お米を研いだり、麦茶を入れたり。10時にデパートの開店とともに買い物をします。今回は缶詰が多いので、重い!2人でえっちらおっちらと、買い物袋を運びます。10時半から開始なのですが、15分でもう来ている子もいる(^_^;)とりあえず資料を配って、その間に材料を2班分に分けます。14人の子どもたちを2人でみるので、7人班2つにします。今日は欠席3人の11人。「ドライカレー」「目玉焼き」「フルーツヨーグルト」が今日の献立。あれ、ヨーグルトを盛り付けるのに適当な器がないー!パフェ風に、ヨーグルトとコーンフレークと、パイン・みかん缶と、うさぎりんごと、ポッキーを盛り付けるのですが、備え付けの食器には、ガラスの器がないのです。しまった、確認ミスだー。で、わたしが資料(今回のテーマは<たまご>)とレシピの説明をしている間に、相方がさっきのデパートまで、ビール用のプラスチックコップを買いに走りました。待つ方も走るほうも、大汗かきかきでしたが、なんとか無事調理に取り掛かります。いざ包丁を持って、ドライカレーの具の人参・たまねぎ・ピーマン(嫌いな子が多いので、今回は甘みのある、赤ピーマンを使用)を切り始めたのはいいのですが、<初めての包丁>の子が多くて、手とり足取り、付きっ切りでひとりひとり、包丁を持つ手をこちらが握って、教えていきます。「うさぎりんご」も皮がむけない子がほとんどなので、まな板の上に1/8に切ったりんごを置いて、切り込みだけ入れてもらって、こちらで皮を剥いて見せます。わたし自身は、この教室が料理の技術を学ぶより、<食べること>に関心を持つ取っ掛かりになればいいという考えなので、これでもいいかなとは思いますが、家庭でもりんごの皮剥きの練習くらいは、させてほしいなーと思ってしまいました。さすがに、14人いっぺんに教えきれないので…。切り込みに予想以上に時間がかかってしまったので、コンロ台を(1台に2つの火口があります)、カレー用と目玉焼き用の2つに分けて、この際班枠は取り去って、列を作って、調理をしてもらいました。それぞれの台にひとりづつ、わたしたちが付いて子どもたちを見ます。目玉焼き台は、ひとりひとり器に卵を割ってもらい、順番にフライパンに流して、焼いてもらいます。はい次、はい次…とこのやり方はうまくいきました。卵割りに失敗した子もいて、そんな子は再チャレンジしてもらい、試食分や講師分の卵を焼いてもらいました。積極的な子が多くて、「○○したい子ー」と声をかけるとみんな手をあげてくれます。大変なところは、こちらがサポートするのですが、自分がやったんだーとうれしそうな顔をしてくれる、どの子も本当にかわいかった♪「おいしかった!」とみんな口々に言ってくれたので、ほっとしましたが、次回に向けての課題は山ほどあります。7,8月は切るより、こねこねの方が多い献立なので、少しは余裕が持てるかな?9月まで、あと3回、教室があります。