2005/04/25(月)17:43
桜の下を歩きながら・・・・
鶴岡公園の桜を観にいきました。
肌寒い朝ではありましたけれど、公園の桜は満開。
公園の中には思った以上に桜の木があって、
寒い中お弁当を広げている方達も・・・さむっ!
今日は完全にoffです。
広場や神社を両親とゆっくりぶらぶらとしました。
桜、ほんとにきれい。
両親に毎年きれいな桜を見せてあげようと、いろいろな所へ行ってるのですが、
だいぶ年老いてきた親と
こうしてゆっくりと歩きながら、
こうして一緒に桜が観られるのはあとどれくらいなのだろう・・・・
そんなことをふと考えてしまいました。
昨晩宿で食事しながら
みんなで行った旅行での話をしていたのですが
お酒を飲んでだいぶいい気持ちになった父が
言ったのです
海外に住む姉夫婦のところへ行った時のこと
帰りの飛行場で最後の土産を買うのに忙しい母を
父は椅子に腰掛けて待っていて・・・・
姉夫婦がお土産にと渡してくれた美味しいワインを
そのまま忘れて来てしまったのだそうです
後から気づいて戻ったけれど
そんなもの、もちろんある筈もなく。
その時ものすごくショックだったのだと。
「もう俺も年老いたな。
海外旅行はもう最後だな」と・・・・・
ショックだったと繰り返す父。
年老いた父が
いつもより更に年老いて見えました
自分でそんなこと思ったら
ますます老けちゃうよ~・・・
なんて
そのときはそんな冗談も言えませんでした
こうして桜の下を一緒に歩いていること
すごくありがたいことだなって思いつつ。
それぞれの人に与えられている時間。
生まれるときに決めてきた学びの時間。
それがいつまでなのかは分からないけれど、
一緒にいられる時間がだんだん少なくなってきているのは間違いないようです。
だとしたら、
両親との残りの時間、ほんとに大切に大切にしていかなければな~なんて・・・
そう、ひとつひとつ、
思い出を増やしていこう
来年は京都の桜を見せてあげたいな。