例えば、女性を強姦して25歳の青年が10年の刑を食らったとして、
10年経ったら35歳、刑期を終えて世の中に出る。

強姦するのに拉致もしているから、被害女性の名前や住所も
免許証などを見たりして知っている可能性もあるわけで、
出所した元犯人が、被害女性のことを探し出して、
「あの時はどうも」と現れたら、被害女性はものすごくイヤだろうな。

でも、そういうことも有り得るわけで、
わざわざ嫌がらせをするために女性に接触する可能性も
ないこともないのではないか？と思うがどうだろう。

むしろ「自分は刑を終えたので今は何の責められることもない」などと
開き直って、被害女性に対して、事件の時の話をしようとするなど
しないとも限らない。

被害女性の友人や知人に、
事件のことをべらべらと話すかもしれない。

そうなったら被害女性の負う傷はどれだけ深いだろうか？

果たして出所した元犯人が被害者と接触することは
法律で禁止されているのだろうか？
あまり聞いたことはないが。

禁止されていない限り、元犯人が、
「事件のことをバラされたくなければいうことを聞け」と
脅したり、ゆすったりする事が起きるのではないかという危惧があるのだが、
そのあたりは、司法ではどのようにプロテクトされているのか非常に気になる。

10年の刑で妥当なのだろうか？
おそらく模範囚なら10年を待たずに出てくるだろう。

被害にあった女性は、結局、
一生怖い思いをしてしまうのではないか…。

そんなことを考えた。