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テーマ:徒然日記(23463)
カテゴリ:言わせてもらう
日本はかつて「恥の文化」と言われていたが、
まるでそれではいけないかのように、恥を捨てる方向に向かった。 人前で堂々とせよ、自分を主張せよ! 実にアメリカ的な…。 それが行き過ぎて、現実には主張できない人々にも 「主張した人と同じ」だけの扱いと待遇を求めるようになってしまった。 子供の運動会でみんなかけっこは一等とか、バカみたいなことになった。 そのため、現実が伴わないのに「オレはイチバン」と主張しても良いことに なってしまったのだ。 「~ですが、何か?」という語り口調も、そういう空虚な自己主張だ。 相手を慮る事が出来ない自分に恥じるところがないのは、醜い。 誰もが電車の中、道端でモノを食べる。恥ずかしくないのか? それが自己主張だというのか? 我慢と恥を捨てたために、日本人は狂ったと思う。 光市の母子殺害の弁護士達も恥ずかしいということがない。 イジメをする人とかも恥ずかしくはない。 もしイジめた本人をつかまえて詰問したら涙を浮かべて言うだろう。 「ボクだって傷つきやすい弱い人間なんです」 これが、恥を知らないという態度なのだ。 家庭での子供の教育も、おそらく 人前で堂々とせよ、自分を主張せよ! という傾向なんだろう。 それはそれで良い。 しっかりした子供が育ちそう。 しかしその一方で、恥を知る、我慢をする、という教育を忘れて欲しくはない。 まぁ、親の方がすでに我慢できない恥知らずが増えちゃってますが…。 楽天の片隅で苦言を呈してみた…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月25日 00時17分05秒
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