さんまのフライにブルドック中濃ソースをたっぷりかけて
パンにはさんで食べるという暴挙に出てみた。
意外に美味しいものであった。
油を摂取して、腹も落ち着く。


先日、やせ型の友達と居酒屋に行き、
何を注文するかで話し合うと、
私が提案するメニューは
彼女にとってことごとく「油っぽい」「重い」ものであり、
もっと「あっさり」「さっぱり」したものを食べたいと言われた。


一寸法師

この嗜好の違いが、
そのまま顕著に身体の違いになっていることを
改めて知る。

お酒には、ちょっと油の利いたものの方が合うじゃん！
と、主張しても良かったのだが、
呼ばれて現れた友人の彼氏もまた、
「あっさり」「さっぱり」したものをお好みのようで、

友人いわく
「私たち、食べ物の好みがすごく合うの～」とおのろけ。

うむ。

呼べば出てくる恋人もいない私としては、多数決の前に降伏。
あっさりしたサラダを注文した。

決して「あっさり」「さっぱり」したものが嫌いなわけではない。
優先順位の問題だと思うんだ、うん。

しかし、油を優先している以上、
友人のようにやせ型には成り得ないだろうし、
やせ型の彼も出来なさそうである。

「私たち、食べ物の好みがすごく合うの～」と、
太めの彼と乾杯してる姿なら、かろうじてイメージできるが
美しくない。


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しかし、太めのオトコというのは、あまりいただけない。
デブと言われない程度ならいいけど、いわゆるデブ男は、
破格の喰いっぷりをするケースがありそうだし、
こちらの分まで食べられてしまいそうで不安である。

自分がたくさん食べる方なので、
食料を奪われたくない気持ちが強いのである。

従って、人の皿にまで手を出すようなタイプや、
おしゃべりしている間に、
目の前のものを全部たいらげてしまうタイプとは、
付き合いたくない。
かといって、明らかに足りないのに、目の前で我慢されても
なんだか不愉快である。

自分がいやしいので、
いやしい人間とは付き合いたくないのである。

いくらでも美味しいものを注文できるような
打ち出の小槌でもあれば、さほどこだわらないかもしれないが。

打ち出の小槌　スーパーレア

デブのカップルは、食糧難になったら絶対にケンカすると思う。
一緒にやせていく道を選べばいいけど。

あ、またつまらないことを書いてしまった。



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