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テーマ:徒然日記(23328)
カテゴリ:いろんなひと
よく、誰でも幸せになる権利がある、なんて、いいますがね、
あれ、てっきり、全員幸せになれることが前提になってるみたいに 思わされますけど、実際は、違いますよね。 幸せになれない人もいますよ。そりゃあもう、頑張っても頑張っても、 うまくいかない人もいますし、悪い事をしていなくてもひどい境遇に 置かれてしまう人もいるわけですよ。 たとえば、先日ようやく冤罪が晴れた人なんて、 やってない罪に問われて、長い間刑務所に入れられていたんですよね。 彼にも幸せになる権利はあるはずなんですがね、 どうでしょう、人生の大切な時間をごっそり持って行かれて、 冤罪が晴れたのは、よかったけど、彼を幸せとは言えない。 でも彼は幸せになる権利を放棄しなかったのだと思う。 つまり、幸せになる権利というのは、 だれでも幸せになることを 保証しているわけではなくて、 幸せになるために努力をしても良い権利なんだと、考えられるわけで。 努力をしない人というのは、幸せになる権利を放棄したとみなされても 仕方がないのかもしれないな…などと思うのであります。 最近、この世は、 なんとなく生きてれば幸せが転がり込んでくるような 幻想を抱く人で溢れ帰っており、 自ら大切な権利を捨ててしまって、 路頭に迷ってる人が多いように見える。 最初から与えられている幸せが多くある人と、 なにもない人の差がひらきすぎているのも、 そんな世の中をつくってる原因かもしれない。 昔は、努力すれば報われるというのが当然だった。 けど今は、努力というよりも 生まれた環境の善し悪しの方が人生を左右する。 幸せになるために努力する権利、 などと言われても、ピンとこないだろう。 それよりも、 なんであそこにある幸せがここにはないんだ? と、文句のひとつもつけたくなるだろう。 幸せになる権利を、 単なる妬みやひがみをこめた主張にするのではなく、 それでも幸せになるために努力することが認められている、 その権利だと、わかって頑張っている人が、 どれほどいるだろうか。 頑張れるだけの希望があるだろうか。 ダイ・ハード 新生アルティメット・コレクションBOX(ダイハード) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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