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カテゴリ:ちびうさ、4歳
幼稚園の子育て教室で、絵本作家の村上康成さんの講演会があったので、行ってきました。
子育て中のママならば、「絵本」には多少なりとも興味があるのではないでしょうか?? 私も、ちびうさちゃんくらいの幼稚園児の頃にはたくさんの絵本を読んだり見たりした記憶があり、また家にもたくさん絵本があった記憶があります。 親になり、今でも子供の頃にみた絵本をみたときはとても懐かしく思います。 今でもこの絵本、子供たちに読まれているのだな~と思うとうれしくなることもあります。 絵本には興味があり、本屋さんや図書館でも娘と一緒に選んだり、みたり・・・するのですが、 絵本作家の村上康成さんは、実は今まで目にもとまっていませんでした。(もしかしたら、どこかでみているかも?しれないけれど・・・・。) 講演会は、何か良い話が聞けるかも?というのと、ウクレレも演奏される人なので、ウクレレの演奏も楽しみにしていきました。 「絵本」は、「受身ではないメディア」ということを聞きました。 自分で絵本を開き、自分で好きなように読み・・・好きな速さで・・・ 読んでもらうにも「こうやって読んで!!」と注文をつけたり・・・と 演出しながら子供たちは楽しむということです。 「読み聞かせ」がブームになっていますが、 「しなければならない」というよりも、「したほうがよい」という気持ちでやる、しかも上手に読もうとするのではなく、下手でいい、むしろ棒読みのほうが・・・ということも。 私も「読み聞かせ」は「したほうがよい」派で、「しなければならない」とは思っていません。 ひらがなを読めるようになった娘は、自分で絵本を開き、一生懸命読んでいます。 まだカタカナは読めないところもあるので、それは「何て読むの?」と聞きにくるので、教えてあげるくらいです。 自分で絵本を広げているときは、自分だけの絵本の世界の中にいるのだと思います。 「子育て」の話もそうですが、自分の生き方にも触れるような講演会でした。 今回の講演会で紹介された村上康成さんの絵本の中で、一番印象に残ったのが「石のきもち」です。
森の中でずっと(地球が生まれてから?)動くことのない石を擬人化し、石の上をとおりすぎていく鳥や動物や恐竜や、出来事などが石のきもちで描かれています。 恐竜にかまれてできた「三日月形のきず」がなんとなくかわいらしいです。 この石は今もずっとこの森の中で森や地球の姿を見ているのかな?なんて思うと、ちょっとロマンチックだったり、私たちがこの地球上にいるのはほんの少しの時間なのだな・・・ということを実感させられたり・・・もしました。 子供がこの本をみて感じることと大人がこの本をみて感じることはずいぶんと違うような気がしました。 村上さんのウクレレの演奏も、とても癒される感じがしました。 ウクレレの音を聞くと、ハワイを思い出すのは私だけかな?! 伊豆に村上康成美術館があるので、もしこの辺へ出かけることがあれば立ち寄りたいと思います。
英語などほかの言語にも翻訳されてるそうです。 絵をかく側としては999匹かくのはとっても大変なのだとか?!
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最終更新日
2010.11.11 10:31:35
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