■カルシウムとは
カルシウムは体重の1~2%あり、その内99%が歯と骨に集中して、骨格を形成し、残り1%は血液や筋肉にあり微量ではあるが体の機能を維持する上で重要な働きをしています。
カルシウムの効果・効能
体の骨格を形成する他にカルシウムは、出血を止めたり、心臓の鼓動を調節したり筋肉収縮、神経伝達などに関わっています。このためにカルシウムはいつも骨に蓄えられているともいえます。
血液や筋肉にあるカルシウムが不足すると骨を溶かしてカルシウムを供出しようとするので、骨がもろくなっていきます。カルシウムの吸収は、マグネシウムやリンとのバランスが必要で、マグネシウムとカルシウムの比率は1対2~3、カルシウムとリンの比率は1対1~2であることが望ましいとされています。
また、ビタミンDとの関係があります。ビタミンDは、カルシウムを吸収する小腸の働きを助けたり、骨から溶け出す時は活性化ビタミンDの助けが必要です。ビタミンDは、日光浴をすることで形成されるので、日光を浴び適度な運動をしすることは、カルシウムの吸収に役立ちます。
カルシウムを多く含む食材
しらすやししゃも、煮干、干しえび、乳製品、小松菜、大根の葉、つるむらさき、青梗菜、切り干大根、ごま、わかめやひじき等の海藻に多く含まれます。
カルシウムの1日に必要な量
成人男子:700mg 成人女子:600mg
カルシウムは、吸収されにくいので食材からは含む分の半分位しか吸収できないので中々過剰摂取になりませんが、多く摂ると泌尿器系結石やミルクアルカリ症候群の発生の危険性が高まりますので、やや摂り過ぎに注意が必要です。
カルシウムの一日の摂取上限量は、男女共2300mgとされています。
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