株価はスピード違反!
おはようございます。和歌山のファイナンシャルプランナー 垣由起です。昨日、USJが条件付きですが、営業再開しました。徐々に経済活動が元に戻りつつある中、8日日経平均株価の終値は、前日比314円37銭高の23,178円10銭。遂に23,000円台へ。3月下旬に16,000円台をつけてから、3ヶ月足らずで約7,000円の上昇。かなりのスピード違反ですね。企業業績が振るわない中でも、景気回復の期待感や今まで我慢していた消費が極端に爆発、その反動が影響しているのは間違いないでしょう。「前月比」とか「前日比」、「前年同月比」という表現はよく使われます。2020年の経済成長率は、世界銀行によるとマイナス5.2%へ落ち込む予想。日本に限って見れば、マイナス6.1%。戦後最悪の景気後退のようです。昨夜のNYダウは、461ドル46セント高の27,572ドル44セント。GAFA等ハイテク企業で構成されているナスダックは、今年の最高値更新です。少し円高になっているのは気になるところですが、今日の日本株も上昇するのでしょうか?個人的には、このギャップに驚かされますが、2021年の経済成長は、プラス成長へ回復予想です。特に、日本の場合は、上方修正しています。株価は先読みしていると言われますが、途中で、マーケットが息切れしなければ良いのですが。膨らみすぎた風船は、割れる可能性があることに注意したいものです。